2005-06-29 20:17:59

まほらば「告げる夜〜まほらば」 [ まほらば ]

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「告げる夜」
 相変わらす主人格の梢ちゃんは眠ったまま。他の4人が入れ替わり立ち替わり現れては消えていきます。庭掃除一つするのに大騒ぎの早紀を眺めながら、沙夜子さん、「大物の手応え・・・」。何やってんですか。釣り糸にスカート引っかけて、白鳥君に出血大サービス。これでまた人格が入れ替わって、さらに大騒ぎになっていきます。梢ちゃんが目を覚まして、鳴滝荘に落ち着きが戻るのはいつになるのか?。
 朝美ちゃんが学校から帰ってきて、いつものように内職をさぼっている沙夜子さんを見つけます。見かねた早紀ちゃん、二人を強引に引きずって内職の強制お手伝いに連れて行きました。

 その夜、梢ちゃんが引っ込んだままになってからずっと、部屋に閉じこもりっきりだった珠実が白鳥君を呼び止めます。
 珠実はずっと部屋で、インターネットなんかで梢ちゃんを呼び戻す方法を捜していたようです。でも見つからない。素人療法で解決できるほど、簡単な症状じゃないような気がしますけど。
 こんなに頑張って、必死になって梢ちゃんを救う方法を捜しているのに、その原因を作った白鳥君は、何もしないでのほほんとしているのが、珠実には許せません。
 白鳥君にしても、学校を休んで鳴滝荘のことを手伝っているので、ただのほほんとしているわけではないのですが、根本的解決方法を考えない(考えられない)白鳥君に、珠実は怒りをぶつけます。
 その怒りは、恋敵への怒りでもあり。
 梢ちゃんとずっと一緒に過ごしてきて、梢ちゃんのことなら何でも知っている。両親の事故があった時も、一緒にいたのは自分で、珠実にとって、梢ちゃんは、まさに人生のすべて。
 それなのに、ああ、それなのに、昨日今日やってきた白鳥君が、簡単に梢ちゃんの心を奪ってしまい、あろうことか、梢ちゃんもすっかり白鳥君にラブラブのよう。余計に頭に来ちゃいます。
「私は、あなたが憎い!」。こんなにハッキリ面と向かって「憎い!」なんて言われたこと、ありません。白鳥君もきっとなかったでしょう。そこまで人に恨まれるようなことを、白鳥君ができるはずもなく、今まで天下御免のお人好しで通ってきたんだから、他人に恨まれる事なんて考えられません。
 人に恨まれるってことは、恨まれても譲れないほどの強い想いがないと、そうそう恨まれることはありません。白鳥君にとって、生まれて初めて感じた恨まれても譲れない想いは、梢ちゃんへの想いだったのです。
 「私は、梢ちゃんが好きです。梢ちゃんを愛しています。誰よりも、何よりも、愛しているんです」。
 「あなたにはその覚悟が、愛があるんですか」と聞かれて、「あるよ」とあっさり答える白鳥君。なんだかあまりにあっさり答えてくれますね。まるであらかじめそう聞かれることを予想していたかのように。白鳥君、珠実の気持ちが本気だと薄々気づいてて、いつか珠実と対決することになると考えていたんじゃないでしょうか。
 こういった真剣な質問をいきなりされると、狼狽えて「え、そ、そりゃ、まあ、あ、ある、うん、あるよ。あるに、きまってるじゃん。うん」なんてしどろもどろになるのが普通ですけど、白鳥君、ここはきっぱり答えました。
 梢ちゃんを起こすには、梢ちゃん以外の4つの人格を消してしまう事を考えている珠実。白鳥君は、梢ちゃんはそんなことを望んでいないと思う。梢ちゃんはみんなが楽しくしている時に笑顔を見せてくれるんだと、優しい気持ちを見せます。
 現実的に考えるなら、どの人格も梢ちゃんであるわけで、4つの人格を消すというか、一つに統合することが梢ちゃんの変身を解消することになるのだと思います。あくまで現実的思考の珠実がそう考えるのは当然ですけど、白鳥君の愛情思考の前には、敗北せざるを得ません。
 現実世界を生きていくためには、珠実のような能力が威力を発揮するのですが、誰かの愛をつかみ取るには、現実的過ぎて向かないような気がします。こういった場面では、白鳥君のような愛情に溢れた優しさが愛を得るのです。

 白鳥君の梢ちゃんを想う気持ちに敗北を感じたのか、梢ちゃんの鈴に想いを託す珠実。勝負はハナから見えていましたけど。なんつったって、二人は好き合ってるんだもん。仕方ないじゃん。
 トイレで泣いている珠実を、桃乃さんが慰めます。「そんな気持ちの時は、泣いたっていいんだよ」。珠実の涙には、グッと来てしまいました。
 梢ちゃんを取り巻く人達の気持ちは、愛に溢れています。さて、現実的解決はどうなるんでしょう。

「まほらば」
 ジョニー(灰原さん?)が言った言葉。「できる事をするしかねえんじゃねえか?」。白鳥君にできることといったら、やっぱり絵本を作ることでしょう。それしなかいもんね。
 というわけで、番組開始当初からずっと綴られてきた、白鳥君の絵本物語が現実ものになろうとしています。
 「梅干し姫」。漢字で書くと、日本昔話みたいです。むかしむかし貧しい村に爺さんと婆さんがおって、川から流れてきた梅干しを食べたら・・・・・なんて話になりそう。いえいえ、「うめぼし姫」です。洋風のお城に住んできれいなお姫様のドレスを着ているのです。
 最初は一人だったうめぼし姫が、だんだん増えていって、5人になっていきます。ピクニックにやってきた白鳥王子様と鳴滝荘の面々達は、巻き起こる突然の洪水に流されてしまいます。
 海の栓を抜いて水が引いて助かりましたけど、一人の姫がショックで目を覚ましません。出入り口がなくて誰にも会えないお城には、虹の架け橋がかかります。
 身を乗り出して、白鳥君の絵本に聞き入る4人の人格達。代わる代わる変身して白鳥君に迫ります。
 目を覚まさないうめぼし姫に、白鳥王子はほっぺにキス。やっぱりキスか。そーか、そーか、前回は嫌がっていたのに、やっぱりそーだったのか、本当はしたかったのか。そーだろ、そーだろ。白鳥君、自分の欲望を絵本にしてるな。ほっぺというところに、まだ恥じらいがあるから許してやろう。
 4人のうめぼし姫は、「勇ましい勇者」「好奇心旺盛な妖精」「お洒落な踊り子」「器用な魔法使い」に早変わり。
 お姫様を助けてその後は、続きはどうなるのとせがまれる白鳥君。お姫様を助けた王子様がその後どうなるかは、もう決まり切ったお約束というやつでしょう。「二人は末永く幸せに暮らしましたとさ・・・」となるに決まっています。
 珠実から手渡された鈴を、梢ちゃんにつけてあげる白鳥君。つぶった目を開いた梢ちゃんは、「いいお話でした、白鳥さん」。やっと戻ってきました、梢ちゃん。思わず抱きしめようとする白鳥君を押しのけて、珠実が梢ちゃんが抱きしめます。
 さっきまでオレンジジュースでやけ飲みしていた珠実。白鳥君に敗れたとはいえ、そう簡単に梢ちゃんを渡すわけにはいきません。

 最後は梢ちゃんの誕生パーディー。他の4人の人格分も一緒にお祝いです。水無月家のおじいちゃんやオカルト部長までやってきて、鳴滝荘は大騒ぎ。桃乃さんのアメリカ行きはなくなったみたいだし、灰原さんも出版社が倒産して賞が消えてしまい、これまで通りの日常が続いていくようです。
 
 最初は、アニメで解離性多重人格なんか扱って大丈夫なのか?と心配でしたが、まほらばらしくほんのりオブラートに包んで解決してくれました。
 「病院に連れて行って治療する」といった現実的なストーリーが、ほのぼのハートフル癒し系アニメにそぐわないのは最初から分かっていたのですが、「24人のビリー・ミリガン」などが一般的に読まれるようになった時代ですから、ただ主人公の愛だけで解決できない問題だということもみんなが分かっていることです。
 そこを敢えて、ほのぼのストーリーで描ききって見せ、お人好しで楽天的な白鳥君が深刻な困難も癒す事ができるのを見せてくれたことに、「まほらば」の良さがあったのではないでしょうか。
 
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2005-06-23 19:54:00

まほらば「すず」 [ まほらば ]

まほらば~Heartful days ボーカル&ドラマアルバム「鳴滝荘へいらっしゃい」キングレコードTVサントラ, 新井里美, 白石涼子, 浅野真澄, 堀江由衣, 藤原美央子, 天神有海, 堀内賢雄, 時田光, 茶ノ畑珠実(堀江由衣)このアイテムの詳細を見る

 鳴滝荘に暮らす人たちの生活が、少しずつ変わろうとしています。
 灰原氏が書いていた小説が、新人賞の最終選考に残ったとのお知らせが舞い込み、恵にはアメリカに映画修行に行っている恋人から、監督を任されることになったからアメリカに来ないか?とのエア・メールが来ます。
 「私は、あの人が本当に小説書いていた事実の方が驚きです」。まったく。いつ書いてたんですかね。それに、本当に灰原氏が書いていたの?。もしかして流れ星のジョニーが考えて、それを灰原氏が原稿に書き写すだけだったりして。「ヒカルの碁」みたい。
 恵はエア・メールを読み返しては、にんまり。よっぽど嬉しいんですね。こりゃ、アメリカに行ってしまいそうな勢い。珠実は、憎らしげに「成功しそうだから『お前も来い』だなんて、一方的過ぎるです」なんて言ってますけど、それは一般的なお話。一方的だって、強引だって、当人同士がそれでよければ、誰が文句を言う筋合いのものではありません。恵が嬉しいんだから、それでいいんじゃない。珠実にもそれは分かっているようで、梢ちゃんの「でも幸せになれるんなら、いいんじゃないかな」という言葉に渋々納得です。

 そんな中、白鳥君はバイトを始めることにします。おお、白鳥君にも変化が訪れたのか?。あの白鳥君に何が起こったのか?。おもいっきり怪しい。でも何のバイトをするかは決めてないようです。思い立っただけなのね。
 「八百屋さんが、お手伝いしてくれる人を探してましたよ」と梢ちゃん。白鳥君と八百屋さんって、全然似合わないというか、白鳥君に勤まるのかって感じですが、顔見知りだからその点ではいいかも。
 さっそく八百屋でバイトを始める白鳥君です。ブロッコリとカリフラワーの区別もつかないのね。基本的知識が不足しているよう。まあ、うちの息子(中1)も、キャベツと白菜とレタスの区別がつかないんだから、こんなものかもしれません。
 「おう、白鳥、野菜取ってこい!」と威勢よく言われて取りに行った先には、うずたかく積まれた野菜の箱が。どうやって積んだんだ!?。必死に一番上までよじ登って、下りは地面に急降下。くるっと回って着地はOK。評価0.01。なんか、大丈夫?白鳥君。
 白鳥君の様子を見に来てくれた梢ちゃんと珠実を見送りながら、八百屋の大将が一言呟きます。「あんなことさえ、なけりゃなあ」。

 バイトで疲れてるであろう白鳥君のために、特大おにぎりをどんどん作っている梢ちゃん。分かりやすい人ですね。すっかり世話女房。珠実はため息つきながら「梢ちゃんにとって白鳥さんは、大事な人なんですね」。「うん!」。即答されてしまいましたよ。珠実、ここまではっきり意思表示されると、もう立場ないじゃんって感じ。私の気持ちはどうなるのよ?。
 そこにかかってきた運命の電話。警察から、白鳥君が事故にあったという知らせでした。梢ちゃんは目がうつろ。「私が紹介なんかしなければ」。八百屋のバイトを紹介したことで、自分を責める梢ちゃんです。なんだか、似たような展開のアニメを最近見たような・・・・。
 当の白鳥君は、つまずいて転んだだけで、トラックが驚いて急ブレーキをかけたので、警察沙汰になってしまったようです。
 それなのに、ショックを受けて寝込んでしまった梢ちゃん。ここで遂に梢ちゃんの過去が明かされます。今までよくここまで引っ張ってくれましたね。
 何となくお葬式のシーンが何回か出てきていたし、そのとき白鳥君が絵を描いてくれたことが梢ちゃんの慰めになったというお話があったので、両親は何かの理由で死んでしまったのだろうなと思っていましたが、真相は、梢ちゃんが福引きで当てたハワイ旅行に出かけた両親が、旅行中の事故で死んでしまったようです。
 梢ちゃんは自分が当てた旅行で両親が死んだことを、自分のせいだと思いこんで、自分を責めていたのでした。「あの日からだよ。両親の事故の日から梢の変身も始まったんだ」。
 自責の念に耐えられなくなった、梢ちゃんの心は、別の人格になることで心を守ろうとしてしまいました。あまりに大きな悲しみや、自責の念には、普通の状態では心が耐えることができません。人間の心は、悲しみのストレスから自分を守るためにいろんな手段を取ります。
 ある人は悲しい出来事に関することをすっかり忘れてしまったり、小さな子供に返ったようになってしまって、難しいことは分からないといった風になったり。梢ちゃんの場合は、別の人格になることで、両親を亡くした悲しみと、自分が原因を作ってしまった責任を感じなくて済む方法を作り出したのでした。
 別人格にとって、梢ちゃんの悲しみは他人の悲しみです。関係ない人格になってしまえば、悲しみも感じなくて済むのです。

 目を覚まさない梢ちゃんに、恵の思いついた方法は、「王子様のキスだ!」。ああ、いかにも恵が考えそうなことですね。いやがる白鳥君の頭を押さえつけ、強引にキスさせようとしますが、こりゃちょっと、やりすぎでは?。なんだか素直に笑えません。
 床に落ちた鈴の音で、やっと目覚めた梢ちゃん。目が覚めたのはよかったのですが、出てきたのは棗ちゃん。久々の変身です。いつもと違っているのは、別人格が次々に出てくること。早紀かと思えば魚子になり、魚子と思ったら千百合になり、人格が脈絡なく出たり入ったりしています。
 「ちょっと、おかしいよ」。今までは変身しても、一眠りしたら梢ちゃんに戻っていたけど、肝心の梢ちゃんの人格は眠ったままです。白鳥君の事故にショックを受けた梢ちゃん人格は、またしても襲いかかる自責の念に押しつぶされて、意識の下に閉じこもってしまいました。
 まるで壊れちゃったように、次々に人格を変える梢ちゃん。梢ちゃんを救い出すのは白鳥君!。君しかいなーい!。
 普通だったら精神科の病院でちゃんとした治療を受けるんですけど、まあアニメだから白鳥君の愛の力で何とかしてくださいよ。
 私の地方では来週は、2週分一挙放送です。
 
私が愛したアニメ
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Bob Dylan「血の轍」

6月23日「おいしい生活Goods〜Bob Dylan「血の轍」(iPodに入れた曲)」更新。

まほらば「すず」 | Permalink | コメント(21) | Trackback(0)

2005-06-17 18:57:32

まほらば「紅葉の中で」 [ まほらば ]

まほらば~Heartful days 「脇役天国・・・かも」キングレコードTVサントラ, 新井里美, 白石涼子, 浅野真澄, 堀江由衣, 佐伯美愛, アンネこのアイテムの詳細を見る

 現実世界はようやく梅雨入りして、これから雨の季節かな〜というところですが、まほらばでは、暑い夏はすっかり過ぎ去ってしまって、もう秋の装いです。鳴滝荘の面々は紅葉狩りに繰り出します。
 紅葉狩りって、どうして「狩り」なんですかね。リンゴ狩り、ブドウ狩り、イチゴ狩り、ミカン狩り、なし狩り、魔女狩り、みんな果物やその他を積極的に捕獲しているのに、紅葉狩りだけは、ただ見ているだけです。紅葉した紅葉の葉っぱを集めて持って帰るなら、紅葉狩りと言うにふさわしいですが、ただ見ているなら花見と一緒。花見も「桜狩り」と呼び変えたら、ちょっと雰囲気が変わるかも。
 
 今回の紅葉狩りは、車ではなく電車でGo!です。出発からものすごい荷物を担がされた白鳥君。いったい何が入っているのかと思ったら、やっぱり・・・・この大きな入れ物すべてが缶ビールでした。そりゃ、重いでしょう。絶対もてない。目的地に着くまでに白鳥君の足腰は、バラバラになってしまうでしょう。
 大事そうに段ボールをかかえて出かける黒崎親子。私は、紅葉狩りに行ってまで内職しないと、締め切りに間に合わないのかと思ってしまいました。それなら紅葉狩りなんて行ってる場合じゃないよね。段ボールの使い道は、郊外に行って、ぎんなんを拾ってくることでした。食べられるものなら何でも食べるのが沙夜子さんと朝美ちゃん。サバイバル親子です。「今月はぎんなんで乗り切るんだ!」。今月ずっとぎんなんですか?。
 ぎんなん、臭いが嫌って人も多いですけど、私は好きです。でもこんなに段ボールいっぱいあってもねえ。茶碗蒸しに一つ入っているのはいいですけど。
 沙夜子さん、ドングリは食べられません。リスじゃないんだから。と言いつつ、私が子供の時は食べたことがあるような気がします。湯がくかどうかしたと思いますけど。
 段ボール一杯のぎんなんを持って帰るのは、ああ、やっぱり白鳥君の役目か。朝美「お兄ちゃんありがとう!」。沙夜子「お兄ちゃんありがとう・・・・」。「オレは沙夜子さんのお兄ちゃんじゃないんだー!」と叫ぶんだ白鳥君。心の中だけで叫んだかも。
 電車に乗ればみんなとはぐれてしまう黒崎親子。どこかちょっとずれてるんですけど、憎めないんですよね。憎めないどころか愛くるしいというか、いとおしいというか。
 公園の噴水を見つめて固まっている朝美ちゃん。「分かってるんだ。これはまたここに来ることができますようにって、願いを込めてお金を投げ入れてるんだって・・・・決してお金が落ちてる訳じゃないんだ・・・・」。朝美ちゃん声が震えてるよ、大丈夫?。分かっていても、頭では理解していても、目の前に落ちているお金を見ると、冷静ではいられない朝美ちゃんです。このお金があったら、薄めないジュースが飲める!?。
 苦しむ朝美ちゃんの前で、あっけらかんとお金を拾い上げる沙夜子さん。「ほら、朝美」。それを見た朝美ちゃん、どんなすごい顔で沙夜子さんを睨んだんでしょうか。沙夜子さん、びびってお金を池に返しました。ちょっと見てみてかったな、朝美ちゃんの怖い顔。

 ビールは山のように持ってきたけど、つまみは?・・・・ない。お昼時につまみもなくビールだけを飲むなんて、地獄だ。空きっ腹にお酒は効きます。効き過ぎです。
 ああ、やっぱり梢ちゃん。ちゃんとみんなのお弁当を持ってきてくれてます。地獄に仏とはこのことか。
 どんどんビールを消費していく桃乃さん。22本!?。どんな胃袋してるんでしょう。トイレにも行かずに。取った水分はどこへ消えたんでしょう?。

 ご飯(ビール?)のあとは、鳴滝荘恒例鬼ごっこ。何でも恒例が多いですね、鳴滝荘は。例によって、鬼は白鳥君。いいのか白鳥君、そんなことで。一度くらい「ボクは嫌です!」とか言ってみたら。もうすぐ最終回なんだし、このままお人好し星人で終わるのか?。
 でも、お人好しに徹していればいいこともある!。草むらに潜んで誰か通るのを待ちかまえていたら、すばらしい獲物?を捕まえました。ああ、梢ちゃん「捕まっちゃいました」って、全然逃げる気配もないじゃないの。梢ちゃんLOVEの珠実も一緒に捕まりに来ます。
 このほのぼのした流れを断ち切る、桃乃さんの一撃。「切ーった」って、そりゃだる「助け鬼」でしょ。私が小さい頃はそう言ってました。地方によっていろいろ違うかもしれませんけど。
 珠実がいくら助けても、すぐに「捕まっちゃいました」と嬉しそうに捕まる梢ちゃん。わざとか!?、わざとか!?、わざとなのか〜!?。白鳥君とお手々つないじゃって、もう公認のカップルになりつつありますね。
 これには珠実、怒り心頭。木の上からダイブして白鳥君と梢ちゃんの仲を裂こうとします。仲を裂こうとしてるんじゃなくて、単に手を離そうとしているのか。いやいや、珠実、目が本気です。線のようで、よく見えないけど。

 さすがに疲れたのか、帰りの電車ではみんな眠りこけています。梢ちゃんと白鳥君は、楽しかった一日を振り返りますが、梢ちゃんは、みんながいつか鳴滝荘からいなくなってしまうことが寂しいようです。想い出が楽しければ楽しいほど、お祭りの後にやってくる寂しさは身にしみるものです。
 「いや、梢ちゃん。これからもずっと想い出を作っていこう。ずっと、ずっと一緒に」。おお、言ったよ、白鳥君。目が本気。これに答えて梢ちゃん、小さく「ハイ」。いいなあ、青春だね。
 寝たふりしててもちゃんと聞いている珠実。複雑です。「白鳥さんなんかに、梢ちゃんを渡すわけにはいきませんです!」とか言って、梢ちゃんを巡って、白鳥君と闘うのか?。まさかそんな展開に・・・・なる?。

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2005-06-07 18:34:54

まほらば「大事・・・」 [ まほらば ]

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 オ〜イ、オイオイオイ、涙、涙、お目々ウルウルです。ええ話や、こんなええ話、ちょっとありません。あまりにええ話なので、書くことが思い浮かびません。皆さん、見て、泣いてください。

 無理矢理鳴滝荘から連れてきた沙夜子さんに、再婚を迫る水無月両親。朝美については、「近所にわしが懇意にしている夫妻がいる。信頼の置ける立派な人物だ。そこにあの子を里子に出そうと思う」と行く末を考えているような発言です。
 ほとんど自分に都合のいい展開を想像しているだけのようで、他人は丑三が考えるように考えないかもしれないとは、思いも寄らないようです。夫を亡くした妻は、再婚すれば幸せ。親を亡くした子供は、新しい親をあてがえば幸せ。自分は、娘が再婚すれば幸せ。孫を抱ければ幸せ。これでみんな幸せなはず。
 人生はパズルゲームではありません。ピースがぴったり合って、形が整えば幸せになるというものではありません。みんなが都合良く幸せになる組み合わせが、見つかるとは限らないのです。
 そんな都合のよい状況よりも、あちらを立てればこちらが立たず。世の中はどうしてもみんなが幸せになる事はできないといったことばかりです。
 それを分からずに、無理矢理自分に都合良く世の中を丸く合わせようとすると、どこかに無理が出ます。自分以外の者に無理が出ても、「それは仕方ない」と考えるなら、それはただの自分勝手というものです。

 そんな丑三に対する沙夜子の答えは、
 「もし私が先に死んで、あの人が私の事を忘れたら、そんなの私絶対に嫌だわ。私が死んだ後でも、あの人には私の事をずっと好きでいてほしい。私が死んでしまったからといって、あの人が他の誰かを好きになったりしたら、私、恨むわ。呪うわ・・・・。私が好きな人は生涯一人だけ。あの人だけなの。それは今でも、これから先も、ずっと変わらない。私にとっての「好き」はそういう「好き」なの。そんなの間違ってるって、みんなは言うかもしれないけど。私にはそういう考え方しかできないの。だから私、再婚しないわ」。

 恨む!。呪う!。沙夜子さんって、ボ〜ッとしているように見えて、結構一途なんですね。思いこんだら命がけ。まわりの人が考えているより、ずっと深く黒崎のことを愛しているようです。彼が死んでしまったから、そろそろ彼を想い出に変えて、新しい人生を歩むなんて、器用な生き方は沙夜子さんにはできそうもありません。
 一度愛したら、一生黒崎だけ。一生をかけて彼だけを愛し続ける。その強さ。思いの深さ。情熱の熱さ。情念の濃さ。そんじょそこらの軽い恋と一緒にしてもらっちゃ困ります。
 こんなに深く一人の女性に愛されると、幸せを通り越して、ちょっと怖いかも。もし浮気でもしようもんなら、刺されそうですね。「私と一緒に死んで!」とか言って、ぐさっとやられそうです。
 その点、黒崎はもう死んでしまっているので、ある意味幸せです。沙夜子さんは苦しかったでしょうけど、黒崎が引き取って育てていた朝美ちゃんに愛情を注ぐことで、黒崎への一途な愛を貫いているのでしょうね。
 それにしても、沙夜子さん魅力的ですね。普段の姿は、びくびくしていて、頼りなさそうで、はかなげで、おまけに美人で。思わず「オレが守ってやらなくちゃ!」と男なら誰でも考えてしまいます。
 それでいてこんなに愛情が深いなら、言うことなし。そこがちょっと怖いかも知れませんが、自分が浮気さえしなけりゃ、こんな魅力的な人はいないと思います。

 両親も沙夜子さんの意外な一面を見抜いていなかったような気がします。びくびくしていてはっきりしない沙夜子さんが、黒崎と駆け落ちするほど強い愛情の持ち主であったこと、そしていまだに変わらぬ強い愛情を持ち続けていることは、両親にとっては普段の姿をいつも見慣れているが故に、かえって想像することさえできなかったのでしょう。

 沙夜子さんは、その愛情の深さで朝美ちゃんを守っていくと宣言して、結局水無月の家を出て行きます。「出て行けー」と怒鳴る丑三ですが、最後に「我を通して生きるのに疲れたら、その時はいつでも帰ってくればいい」と親らしい言葉をかけます。
 わがまま放題で娘を振り回して、言いたい放題言ってみても、最後はやっぱり人の親。自分で納得できないことでも、子供のことを受け入れてあげることができるのは親だけなのです。

 ああ、自分で書いていてなんだか胸が熱くなってきましたよ。まほらば、とってもいい話を見せてくれて、6月で終了なんて本当にもったいないです。

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2005-06-01 20:49:04

まほらば「親・子」 [ まほらば ]

まほらば 「脇役天国・・・かも」(仮)キングレコードTVサントラ, 新井里美, 白石涼子, 浅野真澄, 堀江由衣, 佐伯美愛このアイテムの詳細を見る


 放送開始当初、誰がこんな展開を予想し得たでしょうか。ここに来てまほらばは、ほのぼのハートフルストーリーからシリアス展開に舵を切ります。
 みんなで落ち葉を集めて、「さあ焼き芋大会だー!」と、いつものほのぼの展開の鳴滝荘ですが、まひるとタチバナの登場でそれどころじゃなくなります。
 せっせと内職に精を出す黒崎親子。沙夜子さん、やっぱり上手に造花を作れません。ふと見るとそこには栗ようかんが・・・。罠だ!。タチバナに網ですくわれて、沙夜子さんはあっさり捕獲されてしまいました。
 朝美ちゃんは、ジュース3倍薄めの真っ最中。「ちょっと濃いかな?」。いつもこんな風にジュースを薄めてたのね。ううっ、健気じゃ。この慎ましい生活も、まひるとタチバナの襲撃を前にすると、ほのぼのした幸せな瞬間に見えてしまいます。
 朝美ちゃんもタチバナが捕獲。「迎えに来た。姉さま」。他の住人と面識はあるようですが、決然とした意志を示すように、相手にもしません。「家に帰るだけだ!」。「沙夜ちゃんの家はこの鳴滝荘だろ!」。「文句があるならここに来い。サラバ」。落書きのような地図を残して、まひるとタチバナは黒塗り高級車に乗って行ってしまいました。
 
 車がついた先はお城のような豪邸。庭には彫刻が一杯。部屋では屈強そうな老人が彫刻を作っています。「あの頃のままね」という沙夜子さんの言葉からすると、ここは沙夜子さんの実家で、ずっと帰ってなかったんですね。
 このじいさんは沙夜子さんのパパのようです。沙夜子さんビビリまくり。「このバカ娘がー!」と怒鳴りあげるパパの足を杖でぐりぐりする女の人は、何とママ。いったい幾つなんですか?。どう見ても沙夜子さんより若く見えます。
 アニメ的表現?、にしてももうちょっと皺を描くとか、何とかすればいいのに。見る人はいちいち頭の中で「この人は若く見えるけど、沙夜子さんの母親なんだ、本当は年寄りなんだ」と翻訳しなくちゃならないじゃないですか。ややこしいですね。

 回想シーンの沙夜子さんは、制服に身を包みショートカットのおぼこ娘。水無月家で働いていた黒崎と駆け落ちしたそうです。さらに驚いたことに、朝美ちゃんは黒崎の実の子ではなく、黒崎が施設から引き取って育てていた子でした。つまり沙夜子さんにとっても血のつながりはないのですね。私は、朝美ちゃんは沙夜子さんが生んだ子だとばっかり思ってましたけど、そうではないようです。
 丑三(パパ)はそのことを聞いて、「あの娘とは距離を取らせた方が良さそうだ」。何とも勝手な言い方。さらに半ば拉致同然に家に連れて帰ってきて、すぐその日に見合い話を持ちかけます。
 「ワシはオマエに、幸せになって欲しいのだよ」。この風貌、この話しぶり、どうもこの丑三は自分勝手というか強引と言うか、自分の欲求を他人に押しつけずにはいられないタイプのようです。自分の価値観を信じて疑わない、自分と違う価値観がこの世にあるなんて、まったく信じられない人です。
 そして自分が手を下せば、そのとおりに世の中が動いていくと信じているようです。いままで何でも自分の思い通りになってきたんでしょうね。思い通りにならないものは、力ずくで思い通りにさせるという強い意志も、その風貌から感じます。沙夜子さんは、丑三の思い通りにならなかった、数少ない出来事なのでしょう。
 そのこと、世の中には自分の思い通りにならないこともあって、それを押し通そうとすると大切なものを失ってしまうということを、丑三は沙夜子さんの駆け落ちの件から、まったく学んでいないようです。また同じ事を繰り返そうとしているように見えます。
 その証拠が、山のような見合い写真。沙夜子さんの幸せは、自分が何とかしてかなえてやらなければという考えから離れられないみたいで、「ただ見守っている」なんていう発想は、丑三の頭からは出て来ようがないみたいです。

大金持ちの水無月家の豪華な食事や、飲み放題のジュースに大喜びの朝美ちゃん。4コママンガのお風呂シーン、まひると一緒に、バスタオルのままフルーツ牛乳を一気飲み。いいなあ〜。
 さらに、お姫様みたいなまひるのネグリジェ。色違いのものを着せてもらった朝美ちゃん、「ちょっと刺激が強すぎて〜」。えがった。とっても、えがった。4コマじゃなくてそのまま描いて欲しいような、かえって4コマで良かったような、どっちも見てみたい私はとっても欲張りです。
 まひるとの楽しい一時にも、何か欠けているものが。それはやっぱりお母さん。苦しい生活を送っているときもいつも一緒で、朝美がついていないと内職もできないお母さんですが、まだ中学生の朝美にはお母さんが一緒にいないとダメなようです。

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2005-05-25 17:17:28

まほらば「学園祭にて」 [ まほらば ]

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 梢と珠美が通う高校の学園祭、「青華祭」に皆さんご招待です。
 今の高校の学園祭って、こんな感じなんでしょうか?。なんだか模擬店がとても多いような気がします。私が高校生をやっていたはるか昔は、「お金を取ったりしちゃいけません」って感じでした。なんとなく大学祭のような印象ですね。
 そのお金、たった100円の金魚すくい代が払えない朝美ちゃん。お〜い、おいおい、あまりに不憫で涙が出ます。でも、そのかわいさでタダでさせてくれて、金魚1匹もらえちゃいます。同じ手口で沙夜子さんも通用してしまうところが怖いところ。人生はこうやって乗り切っていくんだよ、朝美ちゃん。よく見ておくのだ、たくましい母の姿を!。でも、こうならないように頑張ったほうがいいかも。

 運動神経抜群の珠美に射的を勧めるなんて、愚かな友達もいたもんです。5本一斉発射。4本的中。残り1本は、おねーちゃんのこめかみに大当たり。豪華景品をかっさらわれてしまいました。
 これ以後、この射的は何と言って客を呼び込むのでしょう。人ごとながら心配になってきます。豪華景品って、「どんと鯉」。いったい何するものなの?。ぬいぐるみ?。梢ちゃんは、「かわいいでしょ!?」。う〜む、かわいいのか?。ま、梢ちゃんがかわいいって言うんだからかわいいんでしょう。

 恵が見つけた映画研究部作成の自主制作映画。「超スペクタクル・サスペンス・ロマンス・アドベンチャー・サイバーパンク・ホラー大作」。あおり文句を何でも並べりゃいいってもんでもじゃないでしょうに。高校生が作る映画が大作であるはずないのに。
 内容も見てびっくり。ここまでチープだとかえって笑えます。恵みはいたく感動したようで、お土産にビデオとパンフも買ってます。映画については玄人の恵の感性は、常人とはかけ離れたものがあります。ちょっとかけ離れすぎ。

 出ました、オカルト研究部部長。占いの館をやってます。この人にはぴったりかも。何も知らない純真無垢な朝美ちゃんを引きずり込みます。
 朝美ちゃんのカードは「節制」。なんだか朝美ちゃんそのものって感じ。慎ましく、正しい人、錯綜する人間関係、突然の変化、愛故の過ち・・・・。後半の部分は、朝美ちゃんのおかれた境遇を示しているのか、そして突然の変化?。先週まひるが「お姉様」と呼んでいたことから、黒崎親子の生活に変化が起こるのか?。これから先の展開を示唆しているのかもしれません。
 さらに沙夜子さんのカードは、「すべての停止」。闇より迫る手、あらがいようのない強制力、取り返しのつかない悔恨、あふれる無力感、すれ違う思い、決断の時・・・・・。なんだか物語の急展開を告げるような占いですね。のほほんと貧しくけなげに生きているような黒崎親子ですが、あっと驚く展開が待っているかもです。

 さて今回のクライマックス。手を怪我して困っている管弦楽同好会に沙夜子と恵が手をさしのべるお話です。
 泣きながら窮状を訴えるひろちゃんに、怪我したパートを問えば「ヴァイオリンとピアノ」。ピアノ?。管弦楽同好会でピアノ?。曲目は?。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。何でメンコンにピアノが入るの?。と不思議に思っていたら、なんと管弦楽同好会のメンバーは3人だけ。怪我した二人とひろちゃんのみ。ひろちゃんのパートは、何と指揮者。きっぱりと「楽器はできません」。
 おいおい、全然管弦楽になってないじゃん。「管」はどこにいるの、管は!?。ひろちゃんの指揮はすばらしく、ひろちゃん部長に二人はついて行くと夕日に誓ったんだそうです。二人でヴァイオリン・ソナタでも演奏した方がいいんじゃない?。普通そうしますけど。
 ま、そうしてしまうと「管弦楽同好会」にならなくなってしまいますね。一応「管弦楽の部分は、今のところ部員がいないからピアノで代用してます」ってところがミソなのです。ちゃんと指揮者もいるし。あくまで管弦楽同好会という所を強調したいのでしょう。
 「ヴァイオリン、弾ける人〜、いませんか〜」。「は〜い」。え、ウソでしょ、沙夜子さん。金魚すくいですりすり。恵はピアノが弾けるし。二人で管弦楽同好会の助っ人することになりました。助っ人というより、二人でコンサートしているんですけど。
 沙夜子さん、高校の制服姿は、ス・テ・キ!。演奏も堂に入ったものです。もしかして沙夜子さんって、いいところのお嬢様だったんじゃないですか?。それで生活能力0というのも頷けるし。生活に役に立たないことは得意だったりして。

 この演奏をまひるとダメメイドのさくらが聴きに来ています。そして、まひるが沙夜子に会っていることを知った、謎のじいさんが歯ぎしりしています。アンタ誰?。まひるの父にしては年食ってるような気がします。じゃあ祖父?。朝美とまひるのパパ、沙夜子さんの夫は、どうしてるんでしょうね。私は原作をまったく読んでないので、あれこれ想像するしかないのですが、それもまた楽しみではあります。
  
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 沙夜子さんの演奏に感動して、ちゃんと聴いてみたい!と思った方は、五嶋みどりがベルリン・フィルをバックに演奏した最新盤なんかどうですか。

まほらば「学園祭にて」 | Permalink | コメント(34) | Trackback(0)

2005-05-19 18:28:53

まほらば「みんなの一日」 [ まほらば ]

まほらば 9 (9)スクウェア・エニックス小島 あきらこのアイテムの詳細を見る

 朝、学校に出かける白鳥君が、ふと頭に思い描いたこと。みんな一日何してんだろう?。
 学校で雅先生が「メインテーマを考えてきなさい」と言ったことに、友人Aが「オレのメインテーマは、人間の表と裏!」と言い出したからでしょうか。人間には表と裏があります。鳴滝荘に暮らすみんなにも、他人には見せられない裏の顔があるんでしょうか?。
 いやいや、裏の顔を持つのは、立派な顔や品格を重んじた顔を持っている人の場合じゃないですか?。鳴滝荘の人たちは、そのまんま欲望のままに生きているので、表の顔を取り繕って、裏の顔を隠して生きる必要もないような気がします。

 小夜子さんの一日。この人のどこに裏の顔があるというのか?。まさしく思ったまま、欲望のままに生きてるって感じですけど。
 人間は生きるために、お金を稼がなくてはなりません。今日も内職の造花作りに精を出す小夜子さん・・・・あんまり精を出してるようには見えませんね。くるくる紙を巻いていったら、花びらがハラハラハラ。何事も長続きしないのね。まったくやる気なし。
 雲行きが怪しくなってきた空を見上げて、ハタと閃きます。「朝美に傘を持っていってあげよう!」。こういうところはお母さん。傘を持って出かけていきます。
 小夜子さん、お出かけ姿は、とってもステキ!。一児の母に見えません。こんなに美しければ、言い寄ってくる男がいても不思議じゃないのですが。そうなれば、内職三昧の生活からおさらばできるかも。でも、小夜子さんの実態がいての男に分かった時点で、男が逃げ出すでしょうね。裏の顔として隠し通せるような小夜子さんではありませんから。
 朝美ちゃんのために傘を持って出たのはいいけれど、いろんな所をぐるぐる回って、歩き疲れて一言。「ここ、どこ?」。つくづく実務的なことはダメなんですね、小夜子さん。
 不思議なことに、こういう人って、どんなにトラブルにあっても、そこに助けてくれる人が現れるようになっています。まるでそういうお約束になっているように。そうでないと世の中がうまくいかないのです。
 現れたお助けマン、白鳥君。雨に降られていたら、小夜子さんに裾を引っ張られます。一緒に帰ろうとすると、また一言。「おんぶ・・・・・」。
 お、おお、お、おんぶ!。これだ、この人が今まで破綻せずに(もうしてるかも)生きてこられたのは、こうやって、躊躇することなく、他人に甘えられるからなのです。普通甘えられませんよ。恥ずかしいとか、プライドが邪魔するとかあって。それを簡単に甘えてしまう小夜子さん。そりゃ、こんなきれいな小夜子さんに甘えられた男は、思ってしまいますよ。「お、オレに、気があるのかな?」って。そうやって、つい甘えを受け入れてくれる男が現れて、今まで生きてこられたに違いありません。
 ああ、いいなあ、私も小夜子さんに甘えられたいなあ。おんぶでも何でも、してあげちゃうよ。白鳥君、あんまり嬉しそうじゃありませんね。もっと喜べよ。そりゃ重いだろうけどさ。

 朝美ちゃんの一日。朝美ちゃんクラスでは人気者のようです。お弁当を猫にあげてしまっても、ちゃんと分けてくれる友達がいるのです。それも豪華重箱に詰めた高級食材を。本人は不本意そうでしたけど。
 素直に友達になりたいって言えないみっちゃん。そんないじらしいところもいいですね。

 恵みは、部屋でB級ホラー(?)映画の鑑賞。「いいなあ、何もすることがないっていうのは」って、サラリーマンの私としては思ってしまいますけど、本人にしてみるとそうではないんでしょうね。決まり切った行くところがある方が幸せって事もあります。

 白鳥君、梢ちゃんに弁当作ってもらってるのか!?。ううう、なんて羨ましいんだ。「一人分でも二人分でも一緒です」って、じゃあ私にも作ってください。よろしくお願いします。
 クマ?、ブタ?、何でもいいじゃないですか、愛があれば。
 珠美、(梢ちゃんのお弁当に)「文句言ったらぶっ殺す!」。そうだそうだ。まあ、白鳥君なら文句なんて言うはずないですけど。
 不幸にも梢ちゃんに声をかけた不幸な不良三人組。珠美の「知るかボケェ、ですぅ!」の声とともに、あっさり瞬撲殺されてしまいました。リーゼントの先っぽだけ切り落とされて。珠美、こわ〜。

 さてビデオテープ仕様で放送されてきた今回。実はまひるがメイドに撮らせたものでした。そして、最後にビデオを見ていたまひるが「お姉様」。お、お姉様?。朝美ちゃんのこと?。なにやら意外な展開。私、原作を読んでないので、そこら当たりのことはさっぱり分からないのです。それだけに、楽しみではあるのですが。

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2005-05-03 10:58:24

まほらば「そらのいろ」 [ まほらば ]

まほらば~Heartful days 第1巻(期間限定盤)(仮)キングレコードこのアイテムの詳細を見る

 「空がとっても青いから〜、寄り道して帰りましょ〜」今日も仲良し、梢と珠美ですが、オカルト研究部部長に呼び止められます。
 どうやら部長は、梢のことを気に入ったようです。「カレーの人」なんて呼んでいます。前回カレーを食べさせてくれたから「カレーの人」ですか。名前くらい覚えたらいいのに。
 梢のことを気に入った部長は、オカルト研究部に梢を誘います。当然、そうはさせじと、部長の前に立ちはだかる珠美。「梢ちゃんを巻き込んだら本気で怒りますよ!」。
 「入部届さえ出せば、何もしなくてもいいです。なぜなら我が部はオカルト研究部。必要なのは幽霊部員・・・・ウフ」。思い切りはずしましたね、部長。
 「珠ちゃんと一緒の部だから」と入部しようとする梢に、珠美ウルウル。い、いかん。梢ちゃん、ピンチ。貞操の危機だ。「梢ちゃんは、こんな人と関わりを持っちゃいけないんです!」。
 「こんな人」という言葉に反応したのか、オカルト研究部、緊急サバト開始!。部長に引きずられてながらも、「先に行ってて〜」と言い残して去っていく珠美です。
 緊急サバトと称して、伝説の秘薬を煮込んでます。あと72時間も煮込むそうですけど、シチュー鍋か何かにした方がよかないですか。コトコトとあくを取りながら。
 勝手に盛り上がって、「昇天しそうです〜」と、らりってる部長に呆れた珠美は、「いい加減にしてください。百鬼夜行の黒ミサマニア!」。「いい・・・」。「寄るな、結界好きのマゾヒスト!」。「いい。いいですよ珠美部員。私、昇天してしまいそうです」。言い放って、部室を出て行ってしまいました。

 さて、ここから語られるは、珠美の小さい頃のお話。珠美は小さい頃からスポーツ万能、成績優秀、何でもできる飲み込みの早い子供だったがゆえに、「練習して、今までできなかったことが、やっとできたー!」っていう達成感をあまり感じられずにいたようです。
 そんなクールで近寄りがたかった珠美が、小学4年生の時、梢と知り合って、自分にとって大切なものを見つけるのと同時に、「うれしい」とか「好き」っていう感情に目覚めていったようです。
 文章にしてみると、何でもないように思えますが、当人にとっては人生の大事件で、そこにはいろんな感情が渦巻いているものなんでしょうね。
 子供の時の珠美って、今と違ってとっても物静かだったんですね。大人しくて、冷静で、梢の方が天然というか、周りとズレてることを気にしない、ちょっと大胆な子供のようです。珠美が持った第一印象の「変わった子」というのも、宜なるかなです。

 梢との約束の場所へ急ぐ珠美は、駅で白鳥君の友人(名前が思い出せない)に会います。女装した白鳥君が忘れられず、いつも商店街を探し歩く、永遠のさまよい人なのですが、その割には女なら誰でもフラフラついて行く、いい加減な奴。なぜか珠美には触手が動かないらしく、「お前」呼ばわりです。
 「梢ちゃんじゃなくて残念でしたね」と言う珠美に、「大家さんなら、白鳥と仲良く帰っちゃったよ」。が〜ん、珠ちゃんショック。「私と約束していたのに。やっぱり私より白鳥君の方がいいのね。グスン。そうよ、女の友情なんてこんなものよ。男ができたら男の方がいいに決まってるのよ。梢ちゃんだけは違うと思っていたのに。いいのよ、いいのよ、フン」。(私の勝手な妄想)。
 待ち合わせの川沿いの土手に行ってみると、梢がやってきました。珠ちゃんと一緒に食べる梅干しを、取りに帰っていたようです。珠ちゃん感激ー!。もうウルウルしちゃってます。
 珠美って、すごくしっかりしていそうに見えて、根っこの所では、不安定な所を引きずっているような気もします。梢との友情に一喜一憂するような。珠美の意外な一面が見られて、面白かったです。とても大人しかった珠美が、こうも大胆な性格に変わったのかも、そのうち見られるともっと面白いのですが。

 珠美、小学生の時のブルマー姿。いい。いいですよ珠美部員。私、昇天してしまいそうです。

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2005-04-26 22:20:31

まほらば「千客万来」 [ まほらば ]

まほらば 1 (1)スクウェア・エニックス小島 あきらこのアイテムの詳細を見る

 首都圏では、「春のまほらばスペシャル」と称して、16,17話を一挙放送しているようですが、私の住んでいる地方では、こういったアナウンスはまったくありませんでした。もともと放送日が遅いので、用心にと思って、前後1時間分録画しておいたのですが、そういった気配は全くなく。いつもどおりに1話だけが放送されました。
 じゃあ、これから後はどうなるの?。我が地方だけ首都圏から1週間遅れで放送?。それって、ちょっとひどいんじゃない?。同じ日本に住んでいて、情報が1週間遅れなんて、あんまりじゃあござんせんか、お代官様。
 もともとテレビ東京をキー局にしている局があるのに、キー局の通りに放送しないのは、地方作成の番組なんかを流しているからなんでしょうね。ま、地方に住んでいると、放送されているだけでも、めっけ物なんですけどね。

 題名どおりに、いろんなお客さんがみんなやって来るっていうお話です。白鳥君が通っている美術学校の銀先生。突然「家庭訪問」の実施です。
 うちの子供の小中学校では、ちょうど今家庭訪問の時期ですが、美術学校で家庭訪問するなんて事があるんですかね。しかも友人3人も一緒です。友人3人には変な名前が付いていたような気がしますが、どんな名前だったか忘れてしまいました。とっても変わっていたということは覚えてるんですけど。
 
 朝美ちゃんの友達もやってきます。さっちゃんと一緒に帰ってきたのが、門のところにみっちゃんも隠れています。さらにみっちゃんが扇子を投げると、もう一人隠れていた人物が。いつぞや海で出会ったツインテールの女の子。まひるちゃんでした。
 友達を連れて自分の部屋に入ると、そこには内職をさぼって寝ている小夜子さんが。ああ、つらいよね。朝美ちゃん。こんな所を友達に見られてしまうのは。おまけに「どうして内職をするの?」なんて聞かれちゃって、「うち貧乏だから・・・」。「お金がないっていうことか・・・」。
 そうだよ、お金がないのが貧乏なんだよ。知らなかったの?。これが貧乏人の実態なんだよ、よ〜く見て帰って、おうちでお父さんお母さんに話してあげてね。「お父さん、お母さん、今日まひるはねえ、『貧乏人』のおうちに行ったのよ。『貧乏人』はねえ、『内職』っていうのをやってるの。まひる始めてみたわ」。「そう、良かったわねえ。貧乏人の内職なんて、そうそう見られるものじゃなくてよ」。「お父さんも見たかったなあ、ハハハハハハハハ」。なんだか悲しくなってきたぞ。
 みんなでやれば遊ぶ時間ができるよって事になって、手伝うことになります。なんだか朝美ちゃんの部屋に来ると、みんな内職を手伝う羽目に陥ってしまうようですが、それもつらいよね。いろんな人に手伝ってもらうっていうのも。
 まひると、まひるにいつも付き添っているスーパーメイド、タチバナは、ものすごい速さで内職を片づけていきます。指をぱちんと鳴らせば、どこからともなく現れて、どんな難問もすぐに解決してくれる、こんなメイドさんどこかにいませんかねえ。もちろん、いても雇えるようなお金はありませんけど。
 
 珠美の学校のオカルト研究部部長も、鳴滝荘にやってきます。この人何しに来たんでしょうね。珠美は部長が来るのを察してか、門にニンニクをつるして結界を作り、部長を入れないようにしておきます。部長は大のニンニク嫌いらしく、ニンニクがぶら下げてあるだけで、中に入れません。
 オカルト研究部部長らしく、得体の知れないものを召還しようとしますが、通りかかった灰原&流星のジョニーに気味悪がられます。「お前、おかしいんじゃないのか」なんて言われて、「もっと、もっと汚い言葉で私を罵って!」と変なことになってしまいます。この人ひょっとしてマゾ!?。あんまり簡単に「私を罵って」なんて言われても、気味悪がられるだけですよね。
 しかし、キャラはぶっ飛んでます。ここまでぶっ飛んでいると、見ていて飽きませんね。珠美と仲がいいのか悪いのか!?、玄関の前で珠美と決闘に及びます。ファイティングポーズを取りながら、二人の間にはミノタウロスやラーメンマンみたいな化け物を召還して、壮絶な戦いが水面下で繰り広げられているようですけど、普通の人たちには、ただにらみ合っているようにしか思えません。
 そこに通りかかった銀先生。銀先生には見えるのか?。ずずずいと進みよって、この戦いに参加する気です。この先生なら見えそうですね、普通の人には見えないものが。
 さらに酔っぱらった桃乃さんが「酔拳だ〜」と乱入し、流星ジョニーもやってきて、部長はジョニーを「マスター」扱いして崇め奉っているし、もう何が何やら分からなくなってきたときに、梢ちゃんが作っていたカレーの香りが。

 台所に入りきれないほどの人数で、みんなでカレーを食べています。あまりに人数が増えすぎて、ご飯が足りなくなり、カレーうどんや、カレースパゲティ、カレーパン、ここまでは分かるとしても、カレー梅干しっていうのは、あんまり食べたくないですね。
 カレーパーティーも終わって、みんな帰って行きます。銀先生は、「どうして白鳥君がこんな絵本を作るのか分かったような気がします」。これで今日の家庭訪問は終わりかと思ったら、さあ次はあなた達ですよって、こんな時間から3人も家庭訪問するんでしょうか。この先生ならしそうな気もしますが、こられた方は大変ですよね。

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2005-04-19 18:40:24

まほらば「・・・かも」 [ まほらば ]

まほらば~Heartful days 第1巻(期間限定盤)(仮)キングレコードこのアイテムの詳細を見る

 梢ちゃんに、白鳥君の知らない新しい人格が現れたところで、前回は終わってしました。白鳥君が話しかけようとしても、「プイッ」と逃げていってしまいます。なんか、とらえどころがないというか、激しく人見知りしているのか?。
 幼稚園か小学校の時、こんな友達がいたような気がします。誰が話しかけても何もしゃべらず、口をきこうとしない子が。ただそれも最初だけで、そのうちうち解けてきたら普通にしゃべるようになるものですが、梢ちゃんの人格はなかなかの難敵で、ちっとやそっとではうち解けようとしません。

 鳴滝荘の住人達も、この子には手こずっているようで、この子の出現を知るやいなや、「みなさ〜ん!」と非常呼集が係ります。「各員いっそう奮闘努力するように!!」。どうやら今まで相当頑張ってみたものの、この子の素性を知ることはできなかったみたいです。名前さえも教えてもらえないとのこと。このチャンスに皆さん気合いを入れてアタックします。
 ひたすらハイテンションで話しかける桃乃さんですが、何の反応もありません。じっと本を読んでいるだけ。
 いつも無口で、何を考えているのかよく分からない小夜子さんなら、波長があるかもしれません。波長はあったかもしれませんが、お互い無言のまま隣に座って、ただ時が流れていくだけです。
 「それじゃあ朝美が、とっておきのギャグを見せてあげるね!。ニャオ〜ン」ううむ、やはり小学生レベルか。おしい、将来的には見所があるんだが・・・実に惜しい。数年間修行を積めば、大成するかも。
 小夜子さんが一言。「もっとやって・・・」。ドキッ!!!!!。あああ、あの。いいいいいいい、いいんですか?。もももももも、もっっっっと、やややややっちゃても、でででは、お言葉に甘えて、やらせてきただきます。ごくっ。もっとやってほしいのは、朝美ちゃんのギャグでした。ハハ、ハハハ・・・。
 流れ星のジョニーと珠ちゃんで、人形劇が始まります。正確には覚えていませんが、こんな感じじゃなかったかな。
「ウイ〜、ヒック。おら〜、今けえったぞ」
「何時だと思ってんのよ、アンタ!」
「亭主に向かって、なんだその口の利き方は」
「何が亭主よ、亭主なら亭主らしく、もっと甲斐性見せなさいよ」
「なんだとこら、誰のおかげで飯が食えると思ってんだ!」
「たいした稼ぎもないくせに、威張るんじゃないわよ。このろくでなし」
「ななななな、なんと言った、このバカ女房」
「何度でも言ってやるわよ、ろ・く・で・な・し!」
「あ、あったま来た!。おまえのようなバカ女房はこうしてくれる。とりゃ!」
「やったわね、ろくでなし亭主。もう許せない。これでもくらえ!」
「どりゃ!」「キー!」「この!」「なによ!」
 いったい何を書いているのか分からなくなってきました。ジョニーと珠ちゃんの人形劇を思い出して書いていたのですが、いつの間にか我が家の様子を書いていました。キーワードは「誰のおかげで飯が食えると思ってんだ」ですね。一度でいいから言ってみたい。そのときは、ジ・エンドでしょうけど。
 ジョニーと珠ちゃん人形は、「オレが悪かったよ」「私も言い過ぎたわ」「仲直りの印に、今夜、どうだい!」「いや〜ん」と仲直りして、夫婦円満。最後のセリフがあったかどうかは定かでありませんが、現実には、こんな風に簡単に仲直りしないのが、夫婦というもの。怒りがなかなか収まらないのです。
 
 夫婦の話はさておき、白鳥君は、正攻法でこの子と仲良くなろうと必死です。今まで何を話しかけてもダメだった子が、トランプ手品を習得しようと頑張っている白鳥君には、ちょっとだけ興味を引かれているようです。
 やはり自分が得意なことを、誰かが必死になって取り組んでるのを見ると、「自分にもアドバイスできることがある」「自分も他人の役に立つことができる」という気持ちになってくるものです。
 ショットガン・シャッフルがどうしてもできない白鳥君に、「もうちょっとだった」と小さい声で話しかけてくれました。
 友達になりたいという白鳥君に、「私と話してもつまらないかも・・・」と自分に自信がない様子。「話もおもしろくないし、空気も読めないし、人の役にも立てない。友達になってもおもしろくない・・・かも」。あくまでネガティブなんですね。人見知りが激しいのは、自己評価が低いことが原因のようです。
 自己評価の低さの原因というのは、子供の頃ほめられた経験が少ないとか、愛情を持って扱われた経験が少ないとか言われていますが、そんなに単純な話ではないようで、ひどいときはリストカットとか自傷行為に及ぶことがあります。
 自分を卑下する感情というのは、誰でも多少は持っているものですが、そんなに病的でなければ、他人に認められる体験を積んでいくことによって、少しずつ自己肯定感、簡単に言えば「私もできるんだ」「他人の役に立てるんだ」という自信をつけていくことができるのです。
 もちろん他人の役に立ったり、おもしろい話ができなければ存在価値がないわけではなく、白鳥君が言うように、「それでも一緒にいたい人を、友達って言うんだ」。そのとおりですね。
 白鳥君にだけは心を許して、名前も教えてくれました。「紺野 棗」。白鳥君だけが仲良くなっているのを見つけたみんなが、「ずる〜い、どうして白鳥君だけ?」と騒ぎ立てると、顔を赤らめて白鳥君の後ろに隠れてしまいました。こういうところが、キャワイ〜ン!、です。

 白鳥君が作っている絵本の続きを見せてくれました。「それ」がいなくなって悲しみに浸ってる男。一時はこんな悲しい思いをするくらいなら、もう誰とも仲良くなりたくないと思いますが、「それ」と出会えたことで感じることができた喜びを思い出し、また町に出かけて人と交わるようになりました。
 こんな話だったかな。白鳥君の絵本も、完成に近づいているようです。

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2005-04-14 19:09:37

まほらば「夏の終わりに」 [ まほらば ]

まほらば (8) 【初回限定特装版】ピクチャーゲームブック付

スクウェア・エニックス
小島 あきら

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 海に行ったり、宝探しをしたりしていたら、「あっ!」という間に夏休みも終わり。「1人1冊絵本を作ってくるように」という宿題をもらっている白鳥君の顔が、だんだん暗くなっていきます。
 遊び回っていた上に、連日連夜の宴会で、課題をやる時間はなかったのでしょう。あまりに疲労困憊している白鳥君を見て、梢ちゃんは宴会に誘おうとする桃乃さんを止めくるらいです。暖かい梢ちゃんの心遣いがうれしいね。
 桃乃さんは、宴会の誘いを無視するなら、無理矢理連れてこよう!とします。「鳴かぬなら、無理矢理鳴かせようホトトギス」ですか。まったく、血も涙もないってこのことでしょう。それでも桃乃さんは、「白鳥君のこと、ちょっと好きなんだよ」って言うんだから、女心というのは分かりません。かまってもらえないのは耐えられないのかも。そうすると、宴会に誘うのは、桃乃さんの愛情表現か?。誰彼かまわず愛情表現しているような気もします。

 梢ちゃんが、庭に芽を出した葉っぱに、話しかけています。話しかけているだけじゃなく、声に出して会話しています。独語癖?。実は縁の下に転がっている小夜子さんの声でした。小夜子さん、内職が嫌になると、いつも縁の下に逃げ込むのですね。「水ようかんがほしいよ〜」って、葉っぱは水ようかんは食べません。
 0から絵本のお話を作るっているのは、想像以上に難しいものなんでしょうね。やはりヒントは身近なところからということで、鳴滝荘の面々を主人公にしてお話を作る事を考える白鳥君です。
 葉っぱに話しかける梢ちゃんは、そのままお花の妖精?になってます。すべてに絶望した男と、お花の妖精の愛の物語。この男は白鳥君?。絶望しきってるの?。自分の今が置かれている状況を暗示しているのかもしれません。なんか暗いですよ。お花の妖精の梢ちゃんだけが心の支えなのか、白鳥君。
 このお花の妖精にちょっかいを出す桃乃犬と珠美魔女。「いつかは決着をつけなくてはならないと思っていました!」。カッと目を見開いた珠美の顔がこわ〜。そうめんを取った取らなかったで争っています。きっといつもいつもこんな戦いや、ドタバタ騒動が巻き起こっているのでしょう。そしていつも不本意ながらも、巻き込まれては課題ができなかったり、徹夜になったりしている白鳥君が、桃乃&珠美をどう見ているかよく分かりました。
 小夜子&朝美親子は、「3つだけ願いを叶えてあげます」と言う妖精に、「ふかふかベッドで眠りたい」。「おなか一杯水ようかんが食べたい」。「あ〜、お母さん、もっとよく考えてお願いしなくちゃ!」。「じゃあ、プリンをあげて」。哀れ3つのお願いは終わってしまいました。朝美ちゃんにプリンを食べさせたいという、優しい母心がうれしい(?)ですね。
 でも、やっぱり最初の望み2つは自分のもの。1つ残ったら、やっと朝美ちゃんのためなんですね。小夜子さんには、目の前の欲望しか見えないみたいで、後々のことを考えるなんて発想は出てこないんですね。今さぼりたければ、今さぼる。目の前の内職が嫌になったら、迷わず縁の下に直行。この内職を仕上げないとお金がもらえなくて、生活が立ち行かなくなる〜なんて発想は、頭の片隅にもないようです。
 さらに灰原さんのお話も登場します。ジョニーが釣りをしていると、池の中から妖精が出てきて問いかけます。「金の灰原さんと銀の灰原さん、どちらがほしいですか?」。「どっちもいらねー!」。でしょうね。もらったってしょうがないモン。いったい何に使うんでしょうね。金なら溶かして売るとか。金の仏像灰原・・・。御利益なさそう。
 
 何となくお話がまとまってきそうな予感ですが、どんな絵本になるんでしょう。ちょっと子供には読ませられないような気もしますが、白鳥君は完成のめどがついてほっと一息です。
 一休みに、梢ちゃんの部屋で、立派な箱に1つずつ入った梅干しを二人で食べて、いい雰囲気の二人ですが、白鳥君の「消えてしまう・・・」という言葉で、梢ちゃんに新たな人格の登場です。
 最近別人格が出てきてなかったのですが、久しぶりに登場です。しかも今まで見た人格とは違うみたい。今までどんな人格がいたかも忘れかけている頃ですよ。今度の人格はどんな人格なのでしょう?。次回のお楽しみです。
 
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2005-03-30 18:37:08

まほらば「夏だ!水着だ!海水浴だ!」 [ まほらば ]

まほらば~Heartful days 第1巻(期間限定盤)(仮)キングレコードこのアイテムの詳細を見る

 もうすぐ桜の開花宣言があろうかというのに、まほらばは、夏!。季節感いっさい無視。最近では、放送時の季節は、無視しているものが多いですね。スクールランブルなんかも、真冬に夏のキャンプの話しをしていましたもんね。
 というわけで、暑い暑い真夏。鳴滝荘のみんなも暑さでぐったり。朝美ちゃん、「冷たいプリン食べた〜い」なんて言いながら、部屋でもブルマーになってます。アハッ、こりゃちょっと、きますね、ハハ。沙夜子さんは、相変わらず縁の下にいて「水ようかん・・・・」。縁の下はヒンヤリしてそうですけど、なんかいそうですよ。虫とか。
 第46回(そんなに何年もやっているのか!?)鳴滝荘水泳大会は、海水浴だ!。コンパーチブルを運転する沙夜子さん。おお、カッコイイ。誰の車?。どこから持ってきたの?。沙夜子さん免許持ってるの?。なんだ夢か。
 
桃乃さんがレンタカーを借りて、海水浴に繰り出します。朝美ちゃん、海水浴は初体験だそうです。貧乏で海にも行ったことがなかったのかい?。海くらい行けばいいのに。お金使わずに。「(海水浴)初体験か、こりゃめでたいね」。「桃さんが言うと卑猥なんですよ」。まったく。そういうつもりで言ったんでしょうけど、朝美ちゃんに何のことだか分かんないのが、せめてもの救いです。
 途中で立ち寄った「恋人岬」。首都圏にはこういった岬があるんでしょうか。この岬は実在?。「恋人同士でここに立ち寄って、ここで叫ぶと相手に伝わる」っていう言い伝えも、なんとなくありそうです。
 でも、メガホン型のモニュメントが出てくると、やっぱり架空の公園ですね。ないでしょこれは。ここで隣で叫んだら、そりゃ伝わるでしょ。思いっきり。「白鳥君のバ〜カ〜」。桃乃さんのように楽しそうに言うと、からかわれているだけと分かりますが、もし悲しそうに言ったりすると、なんだか修羅場のカップルのように聞こえなくもありません。暗い顔で「白鳥君の・・・・ばか(小声で)」なーんて、言うと雰囲気が出るんですけどねえ。珠実に至っては、「白鳥君のア〜ホ〜」。完全にからかわれてます。
 朝美ちゃん「お肉の入った野菜炒めが食べたーい」。沙夜子さん「大盛りで・・・」。そんなところで大声で言わなくても。沙夜子さん、貧乏なのに、大盛りとは欲深な・・・。
 梢ちゃんは、何か言いたげでしたけど、急がなくっちゃと何も言わないまま先を急ぎました。うむむ、この思わせぶりなところが、男心をくすぐるのです。何か言いたいことがあるんだけど、ハッキリは言わず、でも言いたいことがあるんだよとにおわせて、「ううん、なんでもないの」。なんでもないことないでしょうが。思いっきりなんでもあるじゃありませんか。こんな素振りをされると、もう男はたまりません。気になって気になって、「知りたい、君のすべてが、知りたい!」と心に火がついてしまうのです。それを地でやってしまう梢ちゃん。男心をもてあそぶ、天性の素質があるかも。私も、もてあそばれた〜い。
 
 海に到着〜。女性達は砂浜の真ん中で、服を脱ぎ始めます。いくら下に水着を付けているといっても、女性が服を脱ぐのは・・・ゴクリ。いいもんです。なあ、白鳥君。「見ないでください」って、見るよ、こっそり。
 朝美ちゃんは分かるけど、沙夜子さんまでスクール水着なんですね。わざと?。これしか持ってないの?。人妻のスクール水着。ネーム付き。萌えるような、ただのチグハグのような。どう反応していいのか分からん。
 桃乃さんにオイルを塗ってあげて、白鳥君、役得ですなあ。本人はそうでもないようですが、オイルを塗るって事は、体中をなでなで、なでなで、なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなで・・・ハアハアハア。ああああああああ、いい、いい、いいなあ。羨ましい。
 白鳥君、カナヅチだったんですね。梢ちゃんの前でかっこいいところを見せたかったのにねえ。あくまで優しい梢ちゃんは、白鳥君に浮き輪をプレゼント。白鳥の頭付き。「キャハハハハハ、似合ってるよ、白鳥君!」。白鳥君のプライドはズタズタに違いない。ここまで貶められて、しかも、梢ちゃんにその気が全くないのが、余計につらい。耐えろ、耐えるんだ白鳥君。もう慣れてるかも。
 
 海水浴といえば、スイカ割り!。やっぱ定番ですよね。まずは朝美ちゃん。目隠しをするまでは普通ですが、お腹にタオルを巻いて、思いっきり引っ張ります。お殿様が、腰元の着物を脱がす時やるやつですね。「お殿様、お戯れを、あ〜れ〜〜〜」ってやるアレです。桃乃さんが思いっきり引っ張るから、朝美ちゃんは目が回って立てなくなってしまいました。
 ならば、スポーツ万能の珠実に。グルグル巻きに回されても、正確にスイカの位置を探り当て、「エイや!」。スイカは見事に8等分。「またつまらぬ物を切ってしまった」。五右衛門か、五右衛門か、君は〜〜。
 海水浴といえば、遠泳大会。水泳部の合宿みたいですね。遠くの島まで泳いでいって、かえりにサザエなんかを捕ってくるのは、私の父の世代(昭和一桁生まれ)の行動です。
 父は、よくそういうことをやっていました。海に来たら泳ぐ!。ひたすら泳ぐ!。遠くの島まで行く。そして、サザエを捕る。捕るとなったら、とことん捕る!。根こそぎ捕る!。今やったら漁師さんに怒られそうですが、なにぶん昔の話ですから。
 桃乃さんも、珠実も元気ですね。1等賞は、勇者になれるんだーって、せこい手まで使って、競い合って。白鳥君も見習ったら。

 帰り道。恋人岬に立ち寄ります。夕焼けの中で、行きに聞けなかった言葉を梢ちゃんから教えてもらって、癒される白鳥君でした。「みなさんに会えて、本当に良かったです」。宇〜ん、梢ちゃんらしいお言葉。ほのぼの。
 
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2005-03-22 20:03:19

まほろば「想い・・・」 [ まほらば ]

まほらば (8)スクウェア・エニックスこのアイテムの詳細を見る

 前2回がテンションの高いドタバタタッチだったので、今回は割と真面目なお話です。それは、恵の過去。今、恵の過去が暴かれる。エア・メールの相手なんかも分かるかも。
 恵は大学を休学中なんですね。久しぶりに出てきた大学は、カップルの園。あっちでイチャイチャ、こっちでイチャイチャ。こんなにカップルで一杯の大学って、怖ろしいですね。恋人がいなくては、人にあらず!?。独り身は肩身が狭くで、大学に出てこられないかも。恵もそれで休学中?。そんなわきゃねーか。
 「恵だってラブラブだったじゃん」と言われるところを見ると、恵も大学時代はカップルで、ラブラブ状態だったようです。
 それが今では大学は休学で、エア・メールを心待ちにしている状態。恵の彼は、夢をかなえるために、外国に行っているようです。夢は映画関係のよう。大学で一緒だった時、二人でよく映画を観ていたのでしょう。
 遠距離恋愛に疲れたのか、エア・メールも滞りがちだし、彼が帰ってくるのを待つだけの生活を続けていると、だんだん不安になってきます。彼はまだ自分のことが好きなんだろうか。自分は彼のことが好きなんだろうか。恋人同士の関係というものは、適度に関係を確認し続けていないと、続いていかないものなのです。
 
 そこに登場した、天下御免のお人好し。白鳥く〜ん。今日も今日とて、鯛焼きを取り合って喧嘩をしている子供に、「これこれ、そこなわらし。喧嘩はいかんぞ。お兄ちゃんが、もうひとつ鯛焼きを買ってやろう。それで喧嘩は解決じゃ。ほぁほぁほぁほぁほぁ」と、自腹を切って鯛焼きを買ってやりました。しかもまったく知らない子に。
 お店の人に「お兄さん、お人好しですね」と言われる始末。そりゃそうだ。ここまでお人好しな人って、見たことありません。このままでは、この先の白鳥君の人生が心配になってきたぞ。誰か悪い人に騙されやしないか!?。悪い女に引っかかりはしないか!?。それとも悪い友達に・・・もう遅かったりして。

 このお人好しを見込んで(つけ込んで)、恵は白鳥君をデートに誘います。白鳥君は「なんで?なんで?なんで?」と頭の中は?で一杯です。
 恵は、はっきりとデートだって言っているし、メガネはコンタクトに変えて、おめかしして、デート代は全部恵が出してくれて、これ見よがしに水着を見せつけたり、映画を観ながら白鳥君の手を握ったり。こりゃ、もう白鳥君を落とそうとしてるとしか思えません。
 白鳥君にしてみれば、今までが今までだけに、「これは絶対罠だ!」と警戒心で一杯です。何を、何をたくらんでいるんだ〜、と気が気じゃない白鳥君ですが、恵のかわいい一面も見せられて、感心してたりして。お人好しの本領発揮で、こりゃ落ちるのも近いか?。

 映画を観ていて、彼のことを思い出したのか、白鳥君の手を握ったまま、涙がこぼれてしまいます。胸がいっぱいになって、演技してられなくなった恵は、白鳥君にすべてを話します。
 遠距離恋愛の彼がいるけど、正直言って不安で、この先やっていける自身がないので、白鳥君とデートしてみて、自分が彼以外の人を本当に好きになることができるのか、試したんだそうです。
 恵は「白鳥君のこと、けっこう好きだよ。いい人で、そこそこ格好良くて、優しくて、母性本能をくすぐるし。でも、ダメだった。やっぱり彼のことが好き。今日は試してごめん。殴ってもいいから」。
 ここまで言われちゃあ、何にもできませんよね。こんなに褒めてもらって、好きだって言われて。いったんは振り上げた手で頭を掻いて、「いいですよ。僕も楽しかったから」。
 私はここで、白鳥君が恵を抱きしめるか、キスでもするのかと思いましたが、やっぱりそこは白鳥君。あくまでお人好しを貫きます。いよ!、ザ・お人好し!。
 私だったら、自分が1番にはなれないみたいだけど、好きだって言ってくれてるんだから、ちょっとくらい抱きしめるか、おでこにキスでもして、「恵。寂しい時はいつでも、オレに言いな。彼の代わりにはなれないかも知れないが、慰めてやることくらいできるぜ(低音で)」。な〜〜〜〜〜〜んて、言ってみたいもんですねえ。男として。恵は美人なんだし。あ〜、もったいない。
 こんな事を考えているから、もてないのかも。やはりもてるには、お人好しに徹するしかないですか。できない。私にはとてもできません。
 
 そんなところにエア・メールが来て、いつもの恵に戻ってしまいました。白鳥君も、いつもの宴会のオモチャに逆戻り。耐えろ白鳥君。耐えていれば、今日のようないいこともあるんだから。私にはできませんが。

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2005-03-15 18:42:40

まほらば「スケッチ」 [ まほらば ]

まほらば 7 (7)スクウェア・エニックスこのアイテムの詳細を見る

 アートスクールで、欠伸ばっかりしている白鳥君。今回の課題は「人物像」。友達と白鳥君の下宿で課題をする事になりました。
 友達の名前がよく分からないので、感想を書く時の呼び名に困りますね。とりあえずここでは、友人1=A男。友人2=B子。友人3=メガネっ子。と勝手に命名させてもらいます。
 みんなで白鳥君の下宿、都会のオアシス鳴滝荘に集まって、課題の作成です。
 鳴滝荘にやって来るなりA男君、恵の手を取り、「きれいなお姉さ〜ん、モデルになって〜」。商店街では、前回白鳥君が女装した姿に一目惚れして、あたりを探し回っているし、誰でもいいのか!?君は。
 さらに廊下に倒れている沙夜子にまで、「きれいなお姉さ〜ん、モデルになって〜」。本当に、心の底から、誰でもいい・・・と思ったら、朝美に対しては、「ツルペタには興味がない」。ツ・ル・ペ・タ・・・。まだ小学生だぞ。当たり前じゃないか。もっとも朝美にまで興味があったら、人として、人間として、落ちるところまで落ちてる気がしますが。そこまでではないようなので、惚れっぽい年上好みということで、許してあげましょう。
 A男君が、お姉様方に粗相をするたびに、B子さんの強烈な突っ込みが炸裂。怒りの形相で、A男君の頭めがけて、メガホンを振り下ろします。メガホンじゃ、たいして痛くないだろうな〜。こんなに腹を立てるって事は、B子さんはA男君が好きなの?。もしかして付き合ってるとか。こんな男を彼にすると、苦労するよ。

 朝美からエアメールを受け取って、上機嫌になった恵。沙夜子と一緒にモデルになって、「第1回鳴滝荘お絵かき大会だー!」。モデルといえばヌード!!。おお、脱ぐのか、脱ぐのんかぁぁぁぁぁ、おお、沙夜子さんのスリップ姿。しかも黒。さすが人妻。色っぽいじゃあーりませんか。ちょっと表情に乏しい・・・イヤ、まったく表情が変わらないのが玉に瑕ですが、うれしい、うれしいです!。
 あ、そうですか、服は、脱がなくて、いい?。あ、そう、つまんないの。普通のポーズでお絵かきです。
 できあがった絵の品評会が始まります。
 まず白鳥君。「さすがアートスクールに行ってるだけはある。(みんな行ってんですけど。)インパクトに欠けるかな」
 B子さん。「前衛的・・・」目が横長になって、私には新聞の4コママンガか何かのように見えましたけど・・・。一般の人には分からん。
 メガネっ子さん。お目々キラキラ、凛々しくデフォルメされた恵が、沙夜子の顔を見つめている・・・。妄想入っちゃってますね。いつもこんな絵を描いてるんですか。部屋で一人で描く分には誰も文句は言いませんが、アートスクールの課題にこれを出すんですか。ほとんどマンガです。いえ、私は好きですけど。こういう絵も、思考回路も。あとで描いた朝美の絵も、美化!。彼女は、朝美のような小さい女の子がお好みのようで、メガネを光らせて抱きしめ、妄想の世界にトリップしちゃってます。
 
 梢と珠実が学校から帰ってきて、引き続き「第2回鳴滝荘お絵かき大会」が続行です。今度は、白鳥君→梢。A男→珠実。B子→流星のジョニー。メガネっ子→朝美。各人別々の人物画です。
 A男君、梢を見かけて「また可愛い子に会えた」って喜びますが、背後から珠実の怒りのオーラが!。「また、私のことは無視ですか〜!」。前回に続いてまた無視された珠実は、怒り心頭に発してしまいますが、仁王立ちのままモデルに。こんなに怒られながら描けないよなあ、と思いましたが、彼は立派に巨乳珠実(顔なし)を描きあげました。そういえばさっきの恵と沙夜子の絵も、胸と腰の絵しか描いてなかったし、それしか頭にないんかい!。
 できあがった絵を見た珠実は、案の定激怒しています。表情が変わらないところがかって怖いよ〜。「あ・な・た・は・基本から、やり直さないと、ダメのようですねえ」。
 梢を描く白鳥君の姿に、梢は、昔こうして白鳥君に絵を描いてもらったことを思い出します。回想シーンでは、みんな喪服を着ているので、誰かのお葬式でしょうか。梢の親?。「私のように、白鳥君の絵に救われる人がいるはずです」って言うことは、梢はお葬式の時、白鳥君に描いてもらった絵に慰められて、そのことを今でも覚えているっていうことでしょう。
 人間って、まったく、何が救いになるか分からないものですが、何かに慰められるっていうことは、その人の中に、それを受けとめる力がまだ残っているっていうことです。幼い白鳥君が描いた絵が、その力を呼び起こす力になったのなら、その幸運に感謝!です。

 あとで調べたら友人の名前は、A男=エロール、B子=釘バット、メガネっ子==ホモスキー、だそうですが、何でこんな名前なの?。

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2005-03-09 18:44:34

まほらば「これくと!」 [ まほらば ]

まほらば 6 (6)スクウェア・エニックスこのアイテムの詳細を見る

 4人目の人格、緑川千百合登場です。最初に流れる童話の中で、お姫様の影が出てきたので、もしやと思っていたら、やっぱり出てきました。いったい何人いるんでしょうか。これからもどんどん出てくるの?。最後まで人格は分裂したままなんでしょうかね。どれも梢の人格の一部なので、梢はどの性格も持っているということになりますが、どれも極端な性格ですね。梢ちゃんって、本当の性格はとても複雑なのかも。今回登場の人格も、まあぶっ飛んでますよ。
 連日連夜の宴会は、ずっと続いているようですが、酔いつぶれた白鳥君、「ダメだよ〜、梢ちゃん」なんて、寝言を呟いてしまいます。どんな夢を見てるんですかね〜。この一言が、白鳥君を地獄にたたき落としてしまいます。
 嫉妬の炎をメラメラと燃やす珠実&恵が、悪巧みを思いつき、寝ている白鳥君を女装させてしまいます。おっと、かわいいじゃん。もともと女顔って言われて、気にしていたそうですが、そのまま女になってもOKです。
 仕上げは、恵の勝負下着をつけさせようとします。女装させるだけでも、シャツを脱がし、ズボンを脱がしているはずなのに、その上パンツまで替えさせようとは。恵さん、よだれが出てるんじゃないですか。若い男を毒牙にかける、不良女子大生。白鳥君の貞操の危機だ。
 当然逃げ出す白鳥君。そのままの格好で逃げる姿を見た、沙夜子は「へ・ん・た・い・・・・」ああ、白鳥君、ついに変態扱いか。気を遣って「お兄ちゃん似合ってるよ」と言う朝美の態度が、かえって傷つきますね。
 とうとう鳴滝荘の外に逃げ出してしまいます。ショーウインドウに映った姿を見て、うっとり。私ってこんなにきれいだったんだ〜、と言うのかと思ったら、あくまでまともな白鳥君は、「死ねばいいんだ〜!」あんまり自分を追い込むなよ。若いうちは、辛いこともいっぱいあるモンだよ。我慢して生きていればそのうちいいこともあるさ〜、あるかな。
 そう思ったのかどうか、鳴滝荘に帰ってきますが、そこにはさらなる地獄が。転んだ拍子に、4人目の人格千百合が現れています。ピンクのナース服に身を包み、だてメガネも決まっている千百合は、住人達を片っ端からコスプレさせていきます。婦人警官の恵。ファーストフードの店員の格好をしている朝美。沙夜子は、猫?。何じゃこりゃ。よく分からんが、ちょっと色っぽいかも。
 白鳥君を見つけて、メイド服に着替えさえようとします。「人はそれぞれ、適した服以外着てはいけないのです」って、ものすごい理屈ですね。4人目のキャラは、コスプレショーが楽しめて面白いですけど、設定がちょっと強引すぎやしませんか。お話のための設定って感じがしてしまいます。
 できあがったコスプレを見て「コレクト!」って言うのは、「(服を)選ぶ」のcollectかと思ったら、「正しい(服)」のcorrectだったんですね。そして、珠実と千百合は、激写マニアとコスプレマニアで最強タッグを組んでいて、お互いにMy Partner 、 My Sweet Heartと呼び合う仲です。
 住人にコスプレさせて、激写するためなら、どんな卑劣な手段も厭わない。おおこわ〜。さっきコスプレさせた恵達は気に入らなかったようで、再度朝美はチャイナドレス、沙夜子はバニーガール、恵はシスターにさせられてしまいました。う〜む、これはこれで、なかなか、いい、かも。着替えているところも・・・見たい。
 珠実の罠にはまって、メイド服に着替えざるを得なくなった白鳥君。自分で着替えると言って、部屋でワンピースを脱いだところ、下着もちゃんとスリップにのヒモが見えているじゃないですか。(私の見間違いか!?)。し、下着も着けられたのか。ハダカにされて。かわいそ。もう鳴滝荘のおもちゃですね、白鳥君は。
 メイド服に着替えた白鳥君を見て、千百合は「う〜ん、なんかいまいち足りないものが・・・」「やっぱり、これでしょ!」と出てきた勝負下着。ああ、やっぱりつけられてしまうのか。朝美にはがいじめにされて、千百合は白鳥君の足を押さえ、千百合ちゃん、目がイっちゃってますよ。よだれが垂れてますよ。禁断の世界に突入か!?。
 このあとの展開は、千百合が白鳥君のパンツを脱がしたら、見慣れぬものが現れて、卒倒してしまうのかな〜、わくわく。・・・いえいえ、そこまで過激ではありませんでした。白鳥君が「僕は、男だー!」と叫んで、千百合はそれだけで卒倒してしまいました。男には免疫がないのね。 

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2005-03-03 18:47:29

まほらば「おかいモノ」 [ まほらば ]

まほらば 4 (4)スクウェア・エニックスこのアイテムの詳細を見る

 かくれんぼ大会で手に入れた王様券。梢ちゃんは白鳥君に「今度の日曜日に買い物につきあって」と、王様券を使います。
 梢ちゃんが白鳥君を連れて行ったのは、デパート。鳴滝荘で食事をする時、いつもお客さん用の茶碗を使っていたので、白鳥君用の茶碗を買いに来たのでした。
 梢ちゃんと白鳥君の様子を、物陰から監視する二つの影。珠実ちゃんと桃乃さんです。珠実ちゃんはデジカメで、梢ちゃんの写真を撮りまくり。「う〜ん、いい表情です」って、いっぱしのカメラマンですね。なんだか、カードキャプターさくらに出てきた知世ちゃんのようです。知世ちゃんはさくらの友達で、さくらの活躍をビデオに収めることに命をかけており、いつもビデオのファインダーを覗いているのです。
 茶碗を買ったところまでは、ほのぼのラブストーリーが進行していたのですが、梢ちゃんが子供にぶつかられて、白鳥君に抱きかかえられると、早紀に変身してしまいました。ああ、最悪。
 「し〜ら〜と〜り〜、てめえ、こんなところで、何やってんだ」何やってんだって、デートですよ、デート。あんたが誘ったんでしょうが。などという正当な理由が早紀に通用するわけがない。ほのぼのお買い物デートは、一瞬のうちにバリバリゲーム合戦に変更になりました。
 その圧倒的パワーで、モグラたたきをぶっ壊した早紀。次は白鳥君と対戦ゲームで勝負です。初めってやった白鳥君に連敗するなんて、早紀ちゃん、あんまり強くないようですね。人格が出てくる機会が少ないから、ゲームをする時間も限られているからでしょう。
 しかし、連戦連敗でも「勝つまでやる」というのは、負けず嫌いの早紀の性格ですかね。うちの子供とそっくり。とくに下の子は、ゲームで負けると何度でも挑んできて、「僕が勝つまで止めない!」と宣言するほどです。もしかして早紀ちゃんって、次女?。別人格に長女も次女もないか。それともあるの?。
 公園でいじめられている男の子に、説教を始める早紀ちゃん。「強くなれ!気合いだ!根性を見せてみろ!」とあくまで精神論を振りかざします。こらこら、そんな事じゃあ、今の若いモンはついてこないぞと、お節介を言いたくなりますが、なぜかいじめられていた少年は勇気づけられたようで、元気を取り戻します。
 オレはなあ、いじめてる奴も、いじめられてる奴も、気にくわないんだよ〜!。こめかみグリグリ。親が飛んでくるぞ。「あのお姉ちゃんにいじめられた〜」って指さされたりして。
 早紀ちゃんに振り回されっぱなしの白鳥君。もうどうにでもしてってときに、梢ちゃんに戻ってくれました。
 最後に桃乃さんが王様券を譲ってもらい、白鳥君に命令。「これから梢ちゃんのことを大家さんって言うのは禁止。名前を呼ぶこと!」。白鳥君は、もじもじしならが「こ・ず・え・ちゃん」。「ハイ」。く〜〜〜〜〜〜〜っ、いいなあ、若いって。このこの、白鳥君。ときめいちゃって、うらやましいよ。

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2005-02-25 21:45:07

まほらば「かくれんぼ」 [ まほらば ]

まほらば 3 (3)スクウェア・エニックスこのアイテムの詳細を見る

 連日の宴会に疲れまくっている白鳥君。朝起きて日差しを浴びると、太陽が黄色く見えるに違いありません。ああ、今日も布団で眠れなかった。白鳥君、布団いらないんじゃない。黒崎親子にあげたら?。
 白鳥君が学校から帰ってくると、唐突にかくれんぼ大会が始まります。かくれんぼの勝者には、王様券が与えられます。王様券を使うと、何でもいうことを聞かせられます。と言うことは・・・王様券を使って・・・梢ちゃんや・・・珠実ちゃんや・・・朝美ちゃんに・・・おっと、そんな趣味はありません。どんなことでも、あんなことや、こんなことや、ひえーーーー、そ、そ、そ、そんなことまで、いうことを聞かせることができちゃうんですね〜。じゅる。
 そのことを聞いた白鳥君は、がぜん張り切っちゃいます。そうだろ、そうだろ。男なら誰でもそうなんだよ。白鳥君も男だったんだね。いいんだよ、恥ずかしがらなくったって。梢ちゃんかい?。いいねえ、君の好きにしちゃいなさい。
 と思ったら、なんと白鳥君、みんなに、白鳥君の部屋で宴会するのを、止めてもらうために使うそうです。なんと。それでも男か、白鳥君。男のロマンはどこへ行った!?。宴会を止めさせるくらい、口で言えばいいだろ。それよりも、もっと日頃できないことに使うべきじゃないかな。あとで後悔しても知らないぞ。
 私の欲望とは裏腹に、白鳥君は宴会阻止に向けて、かくれんぼに命をかけてます。何の躊躇もなく、女子トイレやお風呂までチェックします。最後は屋根に登って、珠実を見つけますが、梢だけは見つけられません。王様券をゲットしたかに思われましたが、券は梢ちゃんの手に落ちてしまいました。
 よって、連日の宴会は今日も続きます。今朝も黄色い太陽を観るのか、白鳥君。朝起きてみると、梢ちゃんが待っています。「白鳥さんに、王様券を使ってもいいですか」「はあ」「今度の日曜日、お買い物につきあって欲しいんですけど」「はあ、いいですけど」
 よかった。にっこり。・・・これって、もしかして、デート?。
 梢ちゃんも、そのくらいのことで、王様券を使っちゃって。お買い物デートくらいなら、白鳥君はいつでもつきあってくれるのに。それでも、申し込むほうの女の子からすると、断られるのが怖いのかも知れませんね。
 たいしたことで誘ったんじゃなくても、本人が「デート」だと意識すると、「もし断られたら、立ち直れない」と思うものです。嫌いだから断られたんじゃなくても、誘うまでにあれこれ考えたり、どんなところに誘おうかな、どういう風に言ったら自然かな、などと考えたことが、断られたことで、全部徒労に終わったりしないかと心配してしまいます。
 昔は、デートに誘うのは男の役目だと決まっていたものですが、今はそうでもないんでしょうね。女の子から誘われるっていうのも、アリかも。誘われた白鳥君、嬉しそうです。
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2005-02-17 21:52:45

まほらば「珠チェック」 [ まほらば ]

僕のスピードで (まほらば EDテーマソング)米倉千尋, Waka Takayamaキングレコードこのアイテムの詳細を見る

 No!と言えない白鳥君。連日の宴会で疲れ果て、課題は忘れ、授業は上の空。白鳥君が、どんどんダメ人間になっていきそうな気配です。もう今日は寝てしまおうと布団に入っているのに、「白鳥さ〜ん。ちょっとお願いがあるんですけど〜」。珠実に梢とのツーショット写真を見せられて、渋々お願いにつきあうことになります。
 ツーショット写真くらいで、動揺することないと思うんですが、なんかやましいところでもあるんですかね。梢に襲いかかっている写真なら、ちょっとまずいかも知れませんが、たかがツーショットくらいでねえ。
 珠実について女子校に潜入。嬉しそうじゃないですか、白鳥君。「僕、男子校だったんで」。そうかそうか。めずらしいモンね。女の園が。ちなみに私も男子校だったんですよ。女子校に入ったのは、文化祭の時くらいのものですね。特にどうと言うことはなかったですが、当時は「女・子・高・だあああああああ!」と期待に胸ふくらませて入りました。
 珠実って、オカルト研究会だったんですね。しかも幽霊部員。廊下で部長さんに出くわします。なんか危ない雰囲気の部長は、珠実に「珠実さん、生け贄を連れてきてくれたんですね。では、サバトを始めます」。いまここでですか?。悪魔でも召還するんでしょうか。オカルト研究会って、いっつもこんな事やってんでしょうかね。
 いろんな用事を言いつけられて、最後は校長先生にもらった盆栽を、家まで持って帰ってちょうだい、って用事を言いつけられて、1日こき使われた白鳥君でした。おまけに女子校内では、変態呼ばわりされて、弓で射られるわ、テニスボールをぶつけられるわ、散々な目に遭わされました。
 鳴滝荘にかえって、やれやれ、お風呂に入っていたら、なんと珠実が入ってくれ出はありませんか!。鳴滝荘は混浴か!。お、おおおおおおおおおおおおおおお,鼻血ブー!。よく見たら男女別々の浴室で、窓を開けて話をしていました。紛らわしい事するなよ!。タイル張りの浴室で、声は聞こえないよな、普通。
 珠実に「逃げ出したくなりますよね」と言われて、どこまでも人のいい白鳥君。「つらいこともあるけど、それも思い出になるかな。その思い出があって今の僕があるんだから、あまり今の性格を否定しないようにしてるんだ」。なんて言ってますが、そんなこと言っちゃったら、もう餌食です。サバトの生け贄です。鳴滝荘自体が、オカルト研究会のようなものだったりして。
 珠実のチェックは合格のようです。

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