2006-10-27 21:52:39

イノセント・ヴィーナス #12「世界」 [ イノセント・ヴィーナス ]

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 リミッターをはずしたグラディエーターに乗り込み、丈に戦いを挑む仁。果たして仁にも、丈が到達した世界が訪れるのか。丈並に素晴らしい力を手に入れることができるのか?。結果はできませんでした。

「丈、オマエは一体何者?」 

 戦いを始める前に少しだけ仁と丈の出会いが語られました。えっ、これだけ?って感じ。もっと詳しく語っててくれよ。これだけだと、政治家だった父が死んで、一からやり直しだった仁がファントムを目指して苦労していたときに丈と出会った。出会ったときの丈は、何ひとつ捕らわれることのない目をしていた。って事くらいしか分かりません。
 何で丈は自分がないの?。丈の生い立ちは?。丈はどうして仁についていくことになったの?。仁の何を信じていたの?。まさか自分という物を持たないから、仁に言われるがままにファントムを裏切ったわけじゃないでしょ。このままじゃ、そう思うしかないんだけど。
 そこんとこを最後まで説明してくれなかったので、丈って「何かよく分かんないけど、沙那には優しくしてくれた人」って事で終わってしまいました。最終回には説明があると思ってたんだけど、見事に裏切られましたよ。

 「薩摩が立った」という情報が全国に流れ、一気に反乱軍が蜂起します。この「薩摩」ってのもよく分かりませんでしたね。どのくらいの国なの?。日本と同じくらい広いの?。常識的には鹿児島県のことだから大して大きくないはずなんだけど、薩摩が蜂起すると日本中が大騒ぎになるほどの力を持っているのか?。
 そこら辺の基本認識がよく説明されないままだったので、薩摩が蜂起するとファントムが潰れてしまうって感覚が意外でした。あんまり大したことない都勝手に思いこんでたので。
 加えてドレイクが言ってた「フリーダム・ステイツ」ってのも最後まで正体不明でした。アメリカのイメージだったんだけど、大した役所もなく黒幕のみたいに臭わされていただけで結局出てこないまま終わってしまいました。

 結局リミッターをはずした恐怖感に勝つことができなかった仁。丈との戦いの途中で耐えられなくなり、おかしくなってしまいました。死んだんでしょうね。この辺りは予想どおりです。

 最終回と言うことで、敵の親玉ドレイクがグラディエーターに乗り込んでやって来ます。半径100kmの電子兵器のコントロールを自由にできるという能力を持っています。
 だけどこのスーパー・グラディエーターも、結局は中に仕組まれている子供達の神経組織によって暴走を始め、ドレイクは機体から放り出され無人のグラディエーターに殺されてしまいました。
 このグラディエーターの暴走を止めたのが沙那。基地の中に捕らわれて、ドレイクのグラディエーターと繋がれていたようです。ドレイクが沙那を追っていた理由って、具体的にはこのグラディエーターを作るためだったんでしょうね。

 かくしてドレイクは死に、ファントムは壊滅し、日本の階級制度も崩壊しました。え〜っ、何でファントムが壊滅したくらいで階級制度までなくなるんだよ!。う〜ん、ちょっと納得いかんな。まあ、最終回だからみんな丸く収まりましたって感じにしたかったのかと思うけど、ちょっとご都合良すぎない?。
 これでイノセント・ヴィーナスも終わりだけど、話を大きくふくらませすぎて、12話で描き切るには足りなかったような気がしましたね。

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