2006-12-06 16:45:36

BLACK LAGOON #22「The Dark Tower」 [ BLACK RAGOON The Second Barrage ]

BLACK LAGOON 001〈通常版)出演: 筱雅律 監督: 片渕須直このアイテムの詳細を見る


 のっけから雪緒ちゃんのパンツ姿に、伏せ字のオンパレード!

 「買い手着かなかったら、おめ〜、朝から晩までバツくって飛んでる×××っとこ回してやかっからよ。そいつ、ハード×××じゃねえと×××ねえ奴でさ〜、×××漬けにされてよ〜、毎日×××振って×××でも食わされてりゃ考え方も変わると思うぜ〜」

 一体何が言いたいのか、分かったような分からんような。でも大体意味は通じますね。何というか、とってもお下品なことを言ってらっしゃるんでしょう。伏せ字のところも声優さんはちゃんとしゃべってるんですよね。なんだかとってもテンション高い収録になりそう。
 
 そこにレヴィ&銀次が襲撃をかけます。まあこの辺りは素人集団のチンピラども相手なので勝負にならないでしょう。一方的に撃ちまくり斬りまくりでボーリング場は血の海。役者が違うよって感じですね。

 今回の見所はロックと雪緒の会話。ロックは善意で雪緒を助けたつもりなんだけど、雪緒としては鷲峰組を継いだ時からこんな事が起きるのも覚悟の上。組員の反乱は組の中での揉め事であって、部外者のロックが首を突っ込む事じゃないはずです。

 「岡島さん、どうしてここに?」
 「放っておけなかった。君がこの件に、僕らの仕事に巻き込まれたことを知ったから」
 「そっか、知らなかったんですね。巻き込まれたっておっしゃったんですね。違うんですよ、岡島さん。私はその中心にいる人間で、そしてあなたは私の敵です」

 「敵」って言われるとどうしようもないですね。ロックより雪緒の方が現実を冷静に見てるみたい。

 「あなたは夕闇にいるから。あなたはそうやってずっと夕闇に止まっているから、だから言えるんです。私はここに来るしかなかった。誰かの命が、名誉が、明日が、私にかかっているのなら、そのために戦うこと以外私に何ができるんですか!?」

 「レヴィ、あの時と何も変わらない。俺は全く無力だ。俺の足はどこにも立ってなどいない」

 「でも結局あなたは何も選んでなんかいないんです。平凡な陽の元に戻るわけでもなく、悪意に満ちた闇の中に沈むわけでもなく、ただそこで立ち止まってるだけなんですから」

 「出来る訳ないですよね、だってあなたは私を助けたい訳じゃないですもの。あなたは捨てたはずの日常を失いたくない。ただそれだけ。私を見殺しにしてしまえば、日本に残してきた追憶の最後の欠片まで失ってしまうから。あなたは何も追おうとしない。自分で捨てたはずの物にさえ、まだ憧れのひとかけらを抱いている。そんなことで一体誰を守れるんですか?。そんなことで一体誰を助けるなんて言うんですか?。答えて!、さあ答えて!。私は普通に生きたかった。普通に生きることを望まなかったあなたと同じ所にいるはずなのに。どうしてもそれが悔しくてたまらない。だから私、あなたが嫌いです」

 あ〜あ、ここまでハッキリ言われると立つ瀬がないですね。
 確かにロックは人殺しをしたりといった悪に染まりきった行動はしないけど、さりとて日本に戻る訳でもなく、運び屋の片棒を担いだり、バラライカの通訳をしたりと、悪事に片足突っ込む程度で済ましています。
 そんな生き方は雪緒からするとどっちつかずにフラフラと流されているとしか写らないので、ロックに腹が立つのは当然でしょう。そのロックに「放っておけなかった」なんて言われるのは耐えられないかもしれません。

 でも一応雪緒は女子高生なわけで、誰でも女子高生がゴロツキに捕まって連れされられたら、その時自分にゴロツキ達を葬り去る力があったとしたら(この場合ロックの力じゃなくてレヴィの力だけど)。助けてあげたいと思っても不思議じゃないでしょう。まさか女子高生が鷲峰組の組長とは思わないから。
 結局ロックはそのことを知らずに助けに入ったものの、雪緒はすでに組長であって、助けてくれたのは嬉しいけど、ヤクザ社会から雪緒を抜けさせることなんてできない相談です。
 ロックは雪緒の女子高生という立場を忘れられず、まだ闇の世界から引き返せると思いこんでるんだけど、それを年上の分別で諭そうとすると、雪緒からは「じゃあ、あなたは何なの?」と反撃を喰らうことになります。
 偉そうに雪緒に意見できる立場なのか?。怪しげなラグーン商会で犯罪の片棒を担ぎながら、一般人のような顔をして表通りを歩いている。一体あなたは何なの?。
 そう言われて立ちすくんでしまうロック。君もまだまだだねえ。そのくらい適当な理屈をこね回して雪緒を納得させてしまうくらいじゃなけりゃ大人とは言えませんよ。

 「このたびはどうもありがとうございました。でも二度と、二度とお会いしないことを願っています」

 これからロックはどうするんでしょうね。このままフラフラとロアナプラに戻るのか?。それとも日本に留まるか。まさか「オレもロアナプラの闇社会を牛耳る男になってやる!」なんて発憤するのかも。それはないか・・・。

 雪緒が本気でロックの生き方を批判するのは、やっぱり若さ故ですかね。どっちつかずのフラフラ人生なんて若者には許せないでしょう。特に乗るか反るかの危うい人生を必死で渡ろうとしている者にとっては。
 だけどね、雪緒ちゃん。人生ってのはそう白黒つけられるものじゃないのよ。何も追おうとせず、自分の立ち位置を決められず、その時の雰囲気や大勢に流されてフラフラしているのも人生なんだよ。ロックのように闇に沈まず陽の元に戻らず、フラフラしてる人生ってのもアリなんじゃない?。
 
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