2005-03-16 18:37:18
舞ーHiME「愛情と友情、非情」 [ 舞-HiME ]
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HiME同士で戦うことが、HiME達に課せられた運命だと聞かされた時は、「本当に、HiME同士で戦ったりするの?」と思ったものですが、ここまで来ると、本人達の思惑から離れて、どんどん戦いが進んで行ってます。
碧は深優を「最後の可能性」と呼んでいます。黒曜の君もそのことには気付いているようで、命に深優の破壊を命じます。なんで、シアーズ財団が作ったアンドロイドの深優が、HiME達の祭りを止める可能性になるのか?。いや〜、まったくわかりましぇ〜ん。
ついにチャイルドを出して襲いかかってくる命の前に、碧の愕天王は、深優が眠る棺を守って、倒れてしまいました。碧はもっと強いかと思ってましたけど、あっけなくやられてしまいましたね。
相手が教え子の命なので、最初から戦って勝つつもりはなかったのかも知れません。碧の想い人の大学教授が写っている写真が、炎に包まれて燃えていくシーンが、愛する人が消えてしまったことを暗示しています。「許してくれるよね」と言った言葉に、碧はこの事態が起こることを、覚悟していたように思います。そうだとしたら、愛する人を犠牲にしなければならなかった碧の決意は、強く、また悲しいものです。
命が振り下ろした弥勒を受けとめ、再起動した深優。全身包帯に覆われたまま、命を投げ飛ばし、どこかへ消えてゆきました。再起動する時、前回起動時の記憶を消去するかどうかを聞かれましたが、碧はどうしたんですかね。迷っていましたけど。
ここで再会した命と舞衣。
命が生きていたことを喜ぶ舞衣ですが、悠長にそんなことを言っている状況ではないようです。「私は兄上の為に育てられた。兄上の他には、誰も好きにならない様に。兄上は私を好きだと言ってくれる。だから私は兄上が好きなんだ!」。
「そんなの、本当に好きって事じゃないわよ!」。
「なら、何が本当なんだぁぁぁぁぁ!」。
悲しい、あまりに悲しい叫び。本当に好きっていったいどういう状態なんだ?。そんなこと、40年以上生きてきた私にだって分かりません。ただ「自分を好きだと言ってくれるから好きだ」というのは、あまりに自分がないような気がします。自分がないように、黒曜の君のためだけに育てられてきたのが命なら、これから命が、HiMEの戦いなどとは関係なく、「自分はこの人が好きなんだ」と思える人が出てくるんでしょうか。そんな気持ちを知ることもなく、戦いに飲み込まれていくだけなら、あまりに悲しすぎる展開です。ああ、何とかしてくれよ〜。このままじゃ、命が可哀想だ。もっと救いのある展開を望むぞ!。
「そんなの、本当に好きって事じゃないわよ」と言った舞衣自身も、本当に好きって事がなんなのか、分かっているようには思えません。曇った窓ガラスに、祐一の「ゆ」の字を書きかけて、慌てて消してしまいました。まるでどっかの流行歌みたい。
Am Dm
「曇ったガラス 雨の街 あなたの名前を書きかけて
Am Dm Am E7 Am
ううん、ダメダメ あの人は 惚れちゃいけない 人なのよ」
都はるみにでも歌わせたい情景ですが、舞衣は楯に対する気持ちを封印して、祭りに勝ち残り、拓海を生き返らせるつもりのようです。そんなことができるの?。そのためには、すべてに非情になる覚悟なのか?。舞衣の行動はそこまで計画的ではないような気がしますが。
碧を連れて行った保健室で、鷺沢先生から、シスターの腕には傷はなかったことを聞かされます。HiME達の戦いの発端となった、奈緒となつきの争いは、シスターが奈緒に襲われたといった言葉にあります。それは嘘だった。
真相をただしに教会に出向いた舞衣を迎え撃つシスター。シスターは、計画が上手く行かずに荒れる石上のために、これ以上罪を犯すことはできないと悟ったのか、石上を矢で射抜きます。殺しちゃったのかと思ったら、まだ死んでないようですけど。
口では、「喜んであなたの手にかかりましょう」と言いながら、聖ヴラスの術中に舞衣をはめているようですが、どうするつもりなのか?。舞衣に倒されて石上を消すのか。そう言いながらも、やっぱり抵抗するのか?。恋の虜になった女のすることは、まったく予想がつきません。イヤ、ほんと、マジで。(男もそうだって?、そのとおりです。)
そしてこちらにも、恋の虜になった女が一人。
「わ〜たしは あなた〜の〜 こ〜いの 奴隷〜」
邪な恋の奴隷、静留です。遥&雪之と対峙する静留。静留にチャイルドまで出して戦う理由はないような気がするんですけど、いったん火がついちゃった静留はどうにも止めようがありません。それが恋の相手、なつきでも。
なつきに話を聞かれてしまった腹いせに、雪之をやっつけて、この生意気な遥を消してしまわなくては、腹の虫がおさまらねーぜ!。
静留って、もっとクールで、おつむの賢いお姉様だと思っていたのですが、こうなっちゃったら、もうどうしようもないですね。大した理由もなしに、格下の雪之をやっつけて、「なつきを守る」なんて言ってるようじゃ、恋人に拒絶されてトチ狂ってる、見苦しい女になっちゃってますよ。凪じゃないけど、「お〜、こわ!」としか言いようがありません。
それに引き替え、遥の格好良かったこと。静留のエレメントにも「刃物突きつけて脅すつもり!?。見下げ果てた奴ね!」と動じることなく向かっていきます。そして清姫を出した静留に、雪之はダイアナを呼びますが、勝負はあっけなく終了。遥は、光に包まれて消えてゆきます。
最後に生徒会の腕章を雪之に託し、静留に頭突きをくらわせた遥。正義を叫び、最後までひるまず前向きだった遥ですが、消えてしまいました。あとには雪之の涙と、静留の捨てぜりふが残るだけ。
楯と想い出の場所で待ち合わせする詩帆と、その時間と知りつつ舞衣を捜す楯。シスターと対峙する舞衣。複雑に絡み合った状況は、次回はどんな展開を見せるんでしょうか・・・来週の予告は、なんじゃこりゃ?・・・です。
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