2006-09-30 09:35:33
おとぎ銃士赤ずきん「サラマンドラの村」 [ おとぎ銃士赤ずきん ]
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今回は宗教における偶像崇拝について考える回です。子供向けアニメに偶像崇拝なんて言葉が出てくるところに、ちょっと違和感を感じてしまいますね。
今回赤ずきん達がやってきた村には、村の危機を救ってくれた炎の竜、サラマンドラの伝説が残っていて、村人はサラマンドラの石像を作って崇め奉っています。
崇め奉るのはいいけど、どうもこの村人達、出てきた時から生気がないですよ。すぐ目の前でナイトメアリアンが暴れてるってのに、「ね〜むりたもう、サラマンドラ様よ〜」なんて踊り始めて、もうすっかり取り憑かれてるって感じ。かなり重症ですね。
この踊りが「いやみのシェ〜」のようで、また滑稽。集団催眠にでもかかってるとしか思えません。
ナイトメアリアンは赤ずきん達の活躍でなんとか仕留めたものの、そのときに浴びた鱗粉で赤ずきんは熱を出してしまいます。そうするとこの村の村長さん(なぜか若い女の子なんだけど)、「みなさん、あの哀れな三銃士はサラマンドラ様を信じなかったために、こうして戒めを受けているのです。皆さんの祈りで哀れな三銃士を救ってあげましょう」なんて言い出し、村人総出で変な踊りを踊っています。
でもまあ、たとえば山神様を信仰して、山にはいる時は特定の言葉しか話しちゃならんとか、不浄の者は入れちゃならんとか、粗末にすると祟りがあるとか、そんな話はたくさんあるので、あながちあり得ない話じゃないんですけどね。ちょっと踊りが変だから、インチキ臭く見えるだけかも。
これにはりんごがご立腹。「赤ずきんは村の人を助けようとしてナイトメアリアンにやられたのよ!」。ハイハイ、それは分かってますけど、村人達はそう思えないんですよ。
赤ずきん達の居場所を察知したグレーテルがやってきます。グレーテルも偶像崇拝がお嫌いのなようで、ナイトメアリアンでサラマンドラの像を破壊してしまいました。返す刀で村を火の海にすると、今までただ祈り続けてきた村人は、「サラマンドラ様は村を救ってくれなかった。サラマンドラ様はインチキだったんだ!」と怒り出してしまいました。
いやちょっと、この村人達変ですよ。信じるなら、とことん信じんかい!。信仰ってそういうもんだろが!。目の前で不幸なことが起きたからって、すぐに神を呪ったって、神様の方でも困ってしまいます。神様は地球防衛軍じゃないからね。「現世のことは現世に生きてる人で何とかしてよ。その代わり死んだら天国に連れて行ってやるからさ〜」ってなもんでしょう。
復活した赤ずきんの活躍で、ナイトメアリアンを倒した後、村長さん以下村人達が復興に取りかかります。
「サラマンドラ様にすがり何もしないのではなく、勇気を持って行動した時初めてサラマンドラ様の後押しがあるということを心に銘じて、心の中のサラマンドラ様とともに、皆さんの旅のご無事を祈っております」
なんだか上手くまとめましたね。いきなり村人が改心するところが、いつもながら不気味だけど。
草太が言った「宗教が勇気をくれる」って事は、多分本当のことでしょう。なんったって、爆弾持って突っ込むのも怖くなくなるくらいだから。
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