2005-04-06 18:01:55
うる星やつら「夫婦げんか、食うか食われるか」 [ うる星やつら ]
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突然あたるの家に押しかけて来たラムのお父さん。実は夫婦げんかをして家を飛び出してきたのでした。本人は「一家の大黒柱が、食べたいものも食べさせてもらえんちゅうのもどうかと思い、妻の反省を促す意味で、家を出てきました」と言っていますが、実態は「出てけー!」と奥さんに追い出されたのでした。
「わしも男だす!。このままオメオメと帰れません」。しばらくあたるの家にやっかいになるようです。
ただあたるに家にいてもすることがないのか、あたるのクラスの授業参観にやってきます。恐ろしげな鬼のお父さんの出現に、クラスは静まりかえり、温泉マークは息が詰まりそうです。
こそこそと「おい、出てってもらえよ」。「何でオレにいうんだよ」。「お前の関係者だろ」と話しているのを聞きとがめられ、頭に来たお父さんは、教壇に立って男の道を語りはじめます。
男の道!。これこそ死語!、死後の世界。時代劇か任侠物の映画の中でしかお目にかかれない言葉。お父さんが教壇で語った男の道とは、「女はなあ、ガツンとやったらなアカンのじゃ」「あんなちょびっとの飯で腹がいっぱいになるかい」「昔は良かった」とまあ、夫婦生活の愚痴をうだうだとこねくり回しているだけなのです。
言葉の端につい「ゴチャゴチャ言うな、女みたいに」と言ってしまったからさあ大変、しのぶを始めクラスの女生徒達が立ち上がり、「ちょっと、女みたいってどういう事よ!?」「女をバカにするの!?」「おじさん古いんじゃない?」と集中砲火を浴びせ始めました。
ああ、「女みたいに」なんて言葉は、今の世の中で、ずずずずずぇっっったいに、口が裂けても使ってはならない言葉の一つです。こんな事一言でも言ったら、会社で生きていけなくなります。リンチにかけられます。会社で、家庭で、世の中で生きていくためには、言ってはならない言葉があるのです。たとえ心の中で、そう思っていたとしても。もちろん私は思っていませんよ、ホ、ホントです。
まあ、そのことが分からずに不用意な発言をして、さんざんな目に遭わされる不幸で愚かな同僚を数多くみてきましたが、彼らの行く末はそりゃもう聞くも涙、語るも涙の残酷物語でした。身から出たサビって奴ですけど。
誰しも結婚した頃っていうのはラブラブで、幸せの絶頂にあるものですが、そのうち百年の恋も冷めてきて、不満もたまってくると、「冷たい奴だ。昔はこうじゃなかった」なんて思ってくるものです。
そこで、自分のことは棚に上げて、「女は最初が肝心なんじゃ。わしのようにガーンとかましてやれ。そうじゃないと尻に敷かれて一生頭があがらんようになるぞ!」なんて叫びたくなってくるものなのです。
え?、お前もそうかって。もちろんですよ。ラムのお父さんそのままです。ということは、どこの家庭でもそうじゃないかと思いますけど。どこでもそうなんだから気にすることはないか、と思っています。ハハハハハ・・・・。
「結局は強がっていたいっていう、悲しい男の見栄だったんだなあ」。ああ、そのとおりです。
お父さんの言葉に触発されたのか、あたるは堂々とデートに行こうとするし、あたるのお父さんは、最期の熱燗1本を持って行かれないように死守します。屋根に上がって、錯乱坊と一杯。「春はまだ遠いのう・・・」。いつ来るんですか?、春は・・・・。
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